『100日の郎君様』8話 あらすじ ネタバレ
麦畑でホンシム(ナム・ジヒョン)を待つウォンドゥク(ド・ギョンス)
ウォンドゥクはホンシムのために花の刺繍をあしらった靴を用意していた。
ホンシムは呼び出された麦畑に向かう前に父にウォンドゥクが本物のウォンドゥクではないことを聞かされる。
そのことを聞き、ホンシムは本当のことを本人に伝えるべきだと言った。
そして、ホンシムは初めて義父ヨン氏に対して「がっかりした」と伝えた。
麦畑でホンシムを待つウォンドゥク
その背後から弓矢で狙うムヨン
ムヨンはウォンドゥクに向け矢を放つがウォンドゥクの前に現れてホンシムに驚く。
ホンシムはムヨンの実の妹ユン・イソなのだ。
ホンシムがウォンドゥクの背後から迫る矢に気がついたため何を逃れた。
ウォンドゥクはソンジュヒョンの役人パクがまたしても暴漢を送ってきたのかと思っている。
この状況を暗行御史(アメンオサ:王命で地方を巡視する密使)に報告する必要があるとホンシムは言ったが
近くからまだ狙っているかもしれない。
危険だとウォンドゥクはホンシムをかばう。
これから矢がまだ飛んでくるかもしれない。
二人は麦畑の茂みの中で息を潜めた。
王宮では左議政(チャイジョン)のキム・チャオンが世子嬪の懐妊を王イ・ホに報告した。
そのことで更に王妃パク氏への不信感が役人たちから上がった。
一刻も早くパク氏を排除するべきだと。
しかし、事の事態に王は判断を迷う。
それでもキム・チャオンは自身の思惑もありなんとしても早々に王妃と息子にソウォン大君を排除したい。
「民意が離れるのはあっという間」と忠告をする。
牢獄に囚われているチョン・ジェユンのもとに兄チョン・サヨブが現れる。
サヨブはパク氏の右腕だが世子(セジャ:イ・ユル)の襲撃を計画した覚えはないと話した。
そんな兄に牢獄から出すように願い、チョン・ジェユンは資料を確認し、雨乞いの儀式のために山に向かうことを最初は拒んでいたことを知った。
そして、世子が自分に託した密書をキム・チャオンに渡した。
その密書には「踵(かかと)」とだけ書かれていた。
キム・チャオンはその密書を受け取ったがチョン・ジェユンがいなくなるとその密書を燃やしてしまった。
そして、麦畑
ウォンドゥクとホンシムに弓を放った敵は去った様子
ウォンドゥクはホンシムに買ってきた靴を履かせた。
ホンシムはその靴の嬉しさよりも「私、打ち明けることがある」と重苦しい表情で言った。
ウォンドゥクは「知っている、そなたは両班(ヤンバン:貴族的支配階級)の娘だった」といった。
突然の真実にホンシムは驚く。
ウォンドゥクはどうして両班だと思ったのかと淡々と説明した。
そして、浮かない顔をしているホンシムのことを心配するウォンドゥクだった。
ホンシムはパク様に目を付けられていることが心配だと告げたが、ウォンドゥクは考えがあるから安心しろと伝えた。
キム・チャオンの刺客ムヨンはウォンドゥクが世子(セジャ)だと確信していたが妹ユン・イソ(ホンシム)と一緒にいることで暗殺をためらっていた。
夜道でホンシムの隣人グドルにウォンドゥクが「記憶喪失」だと聞く。
ムヨンは目の前に標的がいるが手を出せずにいた。
仲間の刺客から「どうして殺さない」と聞かれるがムヨンは一緒にいる女が自分の妹だと明かし、仲間には王宮に戻るように指示した。
王はキム・チャオンの元を訪ね王妃パク氏とソウォン大君を排除することはしないと宣言した。
以前もイ・ユルの母であり前王妃のシン氏を失ったがそのことを後悔していた。
今度はそんな思いをしないようにとこれ以上の真相の追求はしないつもりだと言った。
そして、実は裏でキム・チャオンが民意を操っていることを知っていると語り、これ以上民意を扇動しないようにと告げた。
しかし、キム・チャオンは「考えることがある」と言った。
翌日、民意による王妃やソウォン大君の廃位に関する騒動は収まったとキム・チャオンが告げた。
そしてキム・チャオンは「玉璽(ぎょくじ)」が欲しいという。
「玉璽(ぎょくじ)」とは天子の印、「玉璽を渡せということは王の座を明け渡せということなのか…?」
その言葉にはさすがのイ・ホも動揺を隠せなかった。
キム・チャオンはイ・ホの前に白紙の巻物を差し出した。
そして、そこに玉璽を押せという。
白紙に、天子の印を押すということは
いつかキム・チャオンが王の命として何か行うということ。
しかも、その「いつ、どんなものを手に入れるか」は後ほど決めるという。
さらに「王の座が欲しいのなら16年前に手に入れていました」と不気味なことを言った。
ブヨンが暗行御史(アメンオサ)に連れて行かれ、村は平和になったようにも思える。
そんな中、ウォンドゥクの誕生会が開かれる。
ひとしきりの宴会が終わるとホンシムは密かに兄ムヨンと会った。
ムヨンは一緒に村を出ようと言った。
本来なら密かに村をでるのだがこの村の人には世話になった。
ちゃんと別れを言いたいと言った。
家に戻り、ホンシムはウォンドゥクといい感じになる。
しかし、ホンシムは複雑な思い。
結局、ウォンドゥクが実は本物のウォンドゥクではないと本人に伝えられていない。
後ろめたい気持ちがあり何だがウォンドゥクと向かい合うのが憂鬱…
王宮ではチョン・ジェユンがソンジュヒュンの県鑑(ヒョンガム)に推薦された。
何か不審に思ったチョン・ジェユンはどうしてなのかとキム・チャオンに尋ねる。
キム・チャオンは「やってほしいことがある」とだけ言った。
王宮に戻ったムヨンは世子(セジャ:イ・ユル)を殺したと報告した。
屍を持ち込むと目立つため、手首だけを持ち帰った。
キム・チャオンはそんな言葉を信用しているようにも見えるし、信用していないようにも見える。
そして、ムヨンは約束通りこれっきりで足を洗ってもいいのかと確認した…..
ムヨンは世子嬪と密会していた。
王宮を離れられるムヨンが羨ましいと意味深な言葉をかけた。
そして、ムヨンが世子嬪の前を後にしようとすると、何者かの放った矢がムヨンの肩に刺さった。
ある日、ホンシムは隣村までの使いをウォンドゥクに頼む。
そしてその使いに行った先の老婆からウォンドゥクは自分がウォンドゥクではないことを聞かされた….
『100日の郎君様』8話感想
ウォンドゥクが自分がウォンドゥクではないことを知り、
ソンジュヒョンにチェン・ジェユンがやってきます。
キム・チャオンも何が狙いなのかいま一つわかりません。
ムヨンと世子嬪の関係も不思議です。