ヘチ 王座への道

『ヘチ 』23話ネタバレあらすじ感想と解説(チョン・イル|クォン・ユル|コ・アラ)

ヘチ 王座への道公式サイトより画像引用:https://www.nhk.jp/p/hechi/ts/ZWWMXG3RG3/

22話のあらすじはこちらから→『ヘチ 』22話あらすじ

『ヘチ 王座への道』23話ネタバレあらすじ「長年の悲願」

自分こそが本当の王だと信じるミルプングン
イ・インジャにそそのかされ都で反乱の協力者を探すことに

しかし、それはイ・インジャの企み
ミルプングンはイ・インジャが逃げるための囮にミルプングンを使ったのだ

その様子を偶然見つけてしまったユニョンはミルプングンにそのことを告げる。
それでもミルプングンは自分が王になることを諦めていない。


王宮ではイ・インジャが英祖と対峙しその反乱の心情を語っていた。

自分は南人派に生まれれただけで恵まれない、ただそれだけなのに、と強く言った。
その言葉の真意は英祖も感じて自身も「母の身分が低いだけで虐げられてきた」とイ・インジャの心情を誰よりも理解できるのは自分だと言った。


ある日、英祖が重臣たちを集める。
そこに南人派の人間がいることが分かると重臣たちはざわついた。

英祖の口から南人派の登用が告げられた。
いくつかの要職に南人派の人間の配置が告げられると更に議場は騒がしくなる。

それでも英祖はこの改革を推し進める決意は揺るがなかった。

それぞれの派閥で騒がしくなり老論派の長、ミンジノンはその責任を取り職を辞することを決意した。


重責に押しつぶされそうな英祖だったがある夜、チョンヨジが現れ菓子を作ってきたという。
ヨジの作った菓子に喜ぶ英祖、しかしその味は…..
それでも英祖は嬉しい気持ちになり心が満たされた。
そして英祖は静かにヨジにキスをした。


またある日
司憲府の役人がイ・インジャの義理の父を罪人として捕らえた。
王、英祖の禁じた連座(罪人の家族などを罪に問うこと)だ。
そのことにパクムンスは腹を立てる。
王命に従わない重臣は逆賊だと..

その状況にあっても英祖は改革を推し進める。
朝廷の最高位官職者の領議政(ヨンイジョン)にイ・グァンジャを指名し、司憲府の長官にチョ・ヒョンミョンを指名した。

2人はその突然のことに驚き断るがそれでも英祖はこの険しい道を一緒に進んでほしいと頼んだ。


そのころミルプングンとユニョンは清国へ逃げようとしていた。
本来ユニョンを逃がすためにタルムンが用意した男だったが、途中ミルプングンも加わっため多くの銀を要求した。
そのことに反発したミルプングン
男はミルプングンに刃物を向けた。
そして興奮した男はミルプングンに刃物を突き立てる。
その間に割って入ったユニョン
男の刃物はユニョンを突き刺した。
そして、ユニョンはあっけなく息を引き取った。

そして、追手が迫ってきたミルプングンはユニョンを置いて逃亡した。
ユニョンの居場所を聞いてきたタルムンは寒い山で息を引き取って倒れているユニョンを見つけた。


司憲府は新しく着にした長官であるチョ・ヒョンミョンを拒否した。
そのことを知ったパクムンスは重臣たちを捉えると言うがユンヒョクに静止される。
この状況で重臣たちに圧力をかけることは王にとって不利になる、と。

そして、そんな司憲府に英祖が直接現れ、司憲府は腐敗していると宣言しその改革を一番にすすめると宣言した。


そのころ、王宮には刃物を持ったミルプングンが現れる。
その姿は血だらけで憔悴した様子。
王の守衛たちにすぐに囲まれた….

『ヘチ 王座への道』23話感想と解説

どこまでも民の心を守ろうとする英祖
それに対し、自分たちの保身のために行動をする重臣たち

司憲府が腐敗しきっているとしてまずはそこから始めようとする英祖
その思いは官職に伝わるのだろうか…

民はその重臣たちの醜い争いにウンザリしていた。
戦場で刀を持つことのない重臣についてくる民がいるのか…

『ヘチ 王座への道』23話用語解説

弘文館(ホンムンガン):王朝内の文書や経理書類の作成官庁
司諫院(サガノン):王へのアドバイスをする官庁
司憲府(サホンブ):違法行為の取締を行う官庁
吏曹正郎(イジョジョンナン):吏曹(イジョ:人事を担当する官庁)の要職者