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『ヘチ 王座への道』17話ネタバレあらすじ「悲しい使命」
王宮内に潜むミルプングンだったが、無事に捕らえられたがまだ何か企みがあるのでは?
そのことに気がつく世弟
内医院(ネイウォン)の柱に血痕がついていることを知り、あの夜ここにミルプングンが来たと推察した。
そして景宗の体調不良
王が吐血するが、世弟はその煎じ薬を飲むことを禁じた。
その行為に周囲は世弟に不信感を抱いた。
特に少論派のチョテグは世弟に強く反発した。
内医院にミルプングンが来たと聞いてもチョテグの不信感は拭えなかった。
世弟の推測どおりにミルプングンが景宗の煎じ薬に毒を入れたとすると景宗の命も危うい。
世弟はパク・ムンスを呼び、真相を確かめるように密かに指示した。
王朝の会議ではその煎じ薬に毒が盛られた可能性に触れた。
チョテグは世弟が王の逝去を望み、わざと煎じ薬を禁じたのではないかと発言した。
その言葉に世弟は怒りを露わにした。
会議の後、ミン・ジノンも煎じ薬を再開してはと提案した。
もし毒が盛られていたとしてもその薬を禁じたことで世弟自身の立場が危うくなる、と。
世弟はそんな建前のことではなく今は王の命が最も大事だと反論したが、ミンジノンはそれも政治と強く進言した。
それでも世弟は景宗の容態を改善するべく、評判の良い町医者を集めた。
その中から選りすぐりの医者に景宗のことを診せた。
この世弟の様子にイヌォン大妃はチョン・ヨジを女官として迎え入れた。
いずれ世弟付きにするためだが当面は大妃付きとなる。
煎じ薬に毒を入れられたのではないかとパク・ムンスはミルプングンを尋問に
ミルプングンは毒を盛ったとは明言はしなかったがその行動は明白で更に内医院に自分が訪れた痕跡を残すことで
世弟が煎じ薬を禁じることも予想していた。
結果、景宗が亡くなれば煎じ薬を禁じた世弟の責任も問われることになるだろうと言った。
一方、アボンとチャンダルはト・ジグァンを尋問した。
ト・ジグァンは中国から解毒剤のない強い毒を仕入れ、それをミルプングンに渡したと話した。
その事実を知った世弟は途方に暮れた。
パク・ムンスはこの状況に世弟だけでもこの罠から抜け出すべきだと言うが
それでも世弟は自身の信念を曲げなかった。
そして、景宗の容態が悪化する。
世弟の思いも虚しく亡くなってしまう。
景宗は自身が達成できなかった「万民のための王」になってほしいと世弟に託した。
世弟は王の死に悲しんだが、それよりも「兄の死」を悲しんだ。
この景宗の死に少論派のチョ・テグらは「世弟が殺したも同然」と怒りを露わにした。
煎じ薬さえ飲んでいれば景宗が逝去することはなかったという。
そして、世弟に対して「この国の王になる資格がない」と言った。
『ヘチ 王座への道』17話 解説
今回の物語の裏ではミルプングンの企みがあった。
更にその情婦ユニョンも画策していた。
王の煎じ薬に毒薬を入れるように指示された女官はミルプングンの財産の半分を分けてもらうはずだった。
しかし、その女官はユニョンによって殺されてしまう。
ユニョンとは古い中のタルムンもそのユニョンの行動に驚く。
ユニョンとの関係を世弟やパク・ムンスらには言えなかったタルムン
それでもユニョンに対しては相応の思いがあり助けたい気持ちはあるのだがユニョンの犯した「殺人」に目をつぶることができるのか…
ヨジが女官として王朝に来ることとなった。
大妃によって招聘されたのだが「世弟を側で支えたい」というヨジの思いが通じるのだろうか…
『ヘチ 王座への道』17話 用語解説
内医院(ネイウォン):王と王族の薬を調合する官庁