ヘチ 王座への道

『ヘチ 』20話ネタバレあらすじ感想と解説(チョン・イル|クォン・ユル|コ・アラ)

ヘチ 王座への道公式サイトより画像引用:https://www.nhk.jp/p/hechi/ts/ZWWMXG3RG3/

19話のあらすじはこちらから→『ヘチ 』19話あらすじ

『ヘチ 王座への道』20話ネタバレあらすじ「黒い災いⅡ」

都で疫病が流行り、民は混乱する。
その混乱により王・英祖(チョン・イル)の立場が危うくなる。
しかし、英祖は自身の立場よりも民のことを心配していた。

そんな中、朝廷から離れていたパクムンスが島流しになったはずのウィ・ビョンジュを目撃し何か陰謀めいたことがあるのではないかと動き出す。

英祖の右腕とも言えるタルムンもこの状況が疫病ではなく人為的なものだと確信しつつあった。

そして、混乱する村の活人署(ファリンソ)に英祖が自ら出向き民を労る。
活人署(ファリンソ)で英祖は民に対してひざまずき弱った人々をいたわった。
さらに、この状況で絶対にみんなを見捨てることはしないと約束した。

英祖のことを蔑んだ張り紙や噂は真実ではないと宣言した。
そして、この病からみんなを救うと約束した。

人々は王さまである英祖が自分達に会いに来てくれたことにも感動し喜んだ。

少論派のチョ・テグや老論派のミン・ジノンはその英祖の行動に驚いた。

英祖は井戸の水が原因ではないかと掴んでいた。
そのことをチョ・テグ、ミン・ジノンに伝え、過去にあった奇病に症状がよく似ていると伝えそのときの処方を参考に対応するように指示した。

しかし、少論派の両班(ヤンバン)たちは王が先王を殺めたと信じ、王のことを信じられないという。
王をかばうならチョ・テグにも従えないという。
少論派の中で孤立してしまったチョ・テグ
しかし、その心情を誰よりも理解しているのは敵であるはずのミン・ジノンだった。


翌朝、各地の活人署(ファリンソ)の人々が回復し始める。
ほどなく、疫病の心配がなくなり、それとともに英祖が直々に活人署(ファリンソ)を訪れたことや民を労ったことが噂となり
英祖の信頼も回復しつつあった。

その状況を見たイ・インジャは英祖のことを油断のできないできだと再認識した。


しかし、英祖の悩みはつきない。
それはミルプンングン、ウィ・ビョンジュが流刑地から逃げ出していること
今回の疫病は何者かによるものだと察したがそれはミルプングンやウィビョンジュには到底準備ができるものではない。

第3の敵がいるはずだと感じていた。

確かにその敵は迫っていた。
イ・インジャ率いる南人派(ナミンハ)は謀反を企てていた。
そして、少論派の数人の両班たちはその行動に同意を示した。


パク・ムンスはウィ・ビョンジュの動向を探っていた。
そして、イ・インジャたちのアジトを突き止め潜入することに。

予定通りに事が進まない。
イ・インジャは焦り、謀反を狙った攻撃を早めることにした。

そして、パク・ムンスが掴んだ情報によるとミルプングンたちを逃したのもイ・インジャに仕業だという。

英祖はこの状況を反乱軍に伝える密偵が王宮内にいることも察していた。

イ・インジャもいよいよ挙兵した。
王宮内の反乱軍の密偵たちも英祖の命を取ると動き出す。

しかし、英祖によって呼び戻されたイ・ガンジャやパク・ムンスの功績により反乱軍の密偵を次々に捕らえた。

しかし、チョンジュ城が反乱軍により陥落した。

『ヘチ 王座への道』20話用語解説

捕盗庁(ポドチョン):今で言う警察
兵曹(ピョンジョ):軍事を司る行政機関。今回は副長官が反乱軍に協力したいた。