『ヘチ 王座への道』5話ネタバレあらすじ「再び 生きた者へ」
弟ヨルリョングン/イフォン(ノ・ヨンハク)と父粛宗(キム・ガプズ)の死に打ちひしがれるヨニングン/イ・グム(チョン・イル)
ハン観察を殺した犯人を探し出そうとするヨジ
しかし司憲府はハン観察の死はあくまで自身が脱走をしようとした結果だと取り合わない。
司憲府に落胆するパク・ムンス(クォン・ユル)は将来、科挙に合格し、不正を働くものたちを懲らしめると叫ぶ。
ヨルリョングンの死
殺したのはミルプン君だが老論派の重臣ミン・ジノン(イ・ギョンヨン)はそのことを公表せず病死とした。
その事実を公表するかは老論派が決めるのだと強気になる。
ヨニングンはそのことをミン・ジノンに訴えるがミン・ジノンはヨニングンを下に見ている。
そしてヨルリョングンとハン観察の死はヨニン君が余計なことをしたからだと付け加えた。
その言葉にヨニン君は落胆する。
さらに自分が王を目指したらどうかと嫌味を言った。
落胆と失意から1年後
監獄の囚人が脱獄した。
新たな王、第20代王の景宗/キョンジョン(ハン・スンヒョン)はその対応の指示をするが自身の意見はなく老論派の重臣達に言われるがままだった。
王の口癖は「留意する」
自身の意見は言えず、重臣達の厳しい目にさらされると言葉を失ってしまう。
その結果、重臣達は王のことを軽く見て、時には影でバカにするような言葉を口にする。
ヨニン君は久しぶりに泥酔するまで酒の飲んでいた。
あれからちょうど1年
ヨニン君だけでなくパク・ムンス、ヨジたちもそのことに胸を痛めていた。
ヨルリョン君と、ハン・ジョンソクの死
あれからヨニングンはパク・ムンスやヨジと距離を置いて暮らしていた。
そろそろ科挙の試験
この日のためにパク・ムンスは必死に勉強をしてきた。
科挙の試験では誰からかも分からない助っ人に助けの手を差し伸べられるが人の手を借りることは違法だと申し出を断った。
そんなときでもパク・ムンスはパク・ムンスだった。
ある日
ハン・ジョンソク(イ・ピルモ)の法事をパク・ムンス(クォン・ユル)やヨジ(コ・アラ)たちで執り行った。
その席でパク・ムンスはヨニングンの悪口を言う。
この1年ヨニングンはハン観察の死を忘れたかのように生きていた。
パク・ムンスもヨジもヨニングンが寝返ったと思っている。
監獄から囚人が脱獄したが、王朝関係の誰かの仕業かと、ヨニングンは勘ぐる。
その首謀者と思われる司憲府の観察ウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)にそのことの詳細を知っているというアピールをする。
しかし、それはウィ・ビョンジュの側に付くという意思表示でもあった。
ある日、ヨニングンは指名され清の使節団を出迎えに行く。
その使節団でヨニングンを指名したのはミルプングンだった。
あれから1年、ミルプングンが帰ってきたのだ。
しかも悪びれる様子もなくヨニングンの前に姿を表す。
そして、ミルプングンは「俺は王になるために帰ってきた」と宣言した。
「次の王になる準備が整った」と付け加えた。
ヨニングンは司憲府に顔を出す。
そして、ウィ・ビョンジュに次の王の座をミルプングンが狙っているとミン・ジノンに伝えろと言い
「困ったことがあったら訪ねてこい」と付け加えた。
ミルプングンの狙いは清国の後ろ盾。
そしてミルプングンを支えるユニョン(ペ・ジョンファ)が世子嬪(ソン・ジイン)にうまく取り入っていた。
そのことに気がついたミン・ジノン(イ・ギョンヨン)はミルプングンが王の養子になるつもりなのかと気がついた。
焦り始めるミン・ジノンに「すごろくの駒のようになる王子が必要なのではないですか?」と持ちかけた。
『ヘチ 王座への道』5話用語の解説
大提学(テジェハク):王の諮問機関の副長官
上疏(じょうそ):主君や上官に対して意見すること、今回は直接王様への上疏が行われた。
慕華館(モファグアン):清国(中国)からの使者を接待した施設