ヘチ 王座への道

『ヘチ 』12話ネタバレあらすじ感想と解説(チョン・イル|クォン・ユル|コ・アラ)

ヘチ 王座への道公式サイトより画像引用:https://www.nhk.jp/p/hechi/ts/ZWWMXG3RG3/

『ヘチ 王座への道』12話ネタバレあらすじ「罪の取り引き」

王宮に入り女官になりたと言うチョン・ヨジ(コ・アラ)
世弟(チョン・イル)を守りたいと言う。

世弟はヨジの言葉に困惑する。
女官の役割をすべて理解していないヨジに対して世弟は説明した。


村の民は今でも世弟の言葉に称賛
民の気持ちを理解し、いずれ正君になるだろうと口々に言う。
その言葉は世弟や王景宗の耳にも入り、少し気まずい様子となる。


タルムンはミルプングンの屋敷に呼ばれる。
ミルプングンは町の情報通であるタルムンを仲間に引き入れようとしていた。
しかし、タルムンにはそんなつもりはない。

ミルプングンにこれ以上自分につきまとうなと言い屋敷を立ち去る。
ミルプングンの屋敷に来たタルムンを見て驚いたのはユニョン(ペ・ジョンファ)
ユニョンは幼い頃、清国に売られそうになった。
そして、行く当てもなくなり海に飛び込もうとしていたところをタルムンに助けられた過去がある。

その後、二人の道は別れたのだがユニョンにとってタルムンは命の恩人
そんなタルムンがミルプングンと敵対してしまうことで心配になる。


司憲府(サホンブ)でパク・ムンス(クォン・ユル)が請け負った事件
ある男が亡くなったのだが妻が葬儀を行わないのだという。
単純な事件かと思われたが実はその男は殺されていたのだ。

男は捕盗庁(ポドチョン)の新人で見回りの最中に
吏曹正郎(イジョジョンナン)が不正に受け取っていた賄賂を見つけてしまう。
その結果、同僚に背後から槍で疲れて亡くなったようだ。

本来なら老論派は吏曹正郎の不正を隠し通したかったところ
しかし、事実が明るみにでてしまったことで吏曹正郎の座を少論派に奪われてしまう….

老論派としてもこの吏曹正郎の職は重要な人事だった。

その捜査は王も含め朝廷中が混乱してしまうほどの事件となった。


そして、この事件をきっかけに世弟は老論派による腐敗した政治を正そうとしていた。
その手始めに吏曹正郎(イジョジョンナン)の人事を変えた。
新しい吏曹正郎にユン・ヒョク(チェ・ミンチョル)を指名した。
ユン・ヒョクは老論派の生まれながら司憲府では法に乗っ取り中立な正しい立場で判断を下す男
その正義を持って吏曹正郎(イジョジョンナン)の責務を全うしてほしいと世弟は願った。

その人事に老論派は反発をした。

『ヘチ 王座への道』12話 用語解説

水刺間(スラッカン):王様の食事を調理する場所
捕盗庁(ポドチョン):警察業務を担当する官庁
吏曹正郎(イジョジョンナン):吏曹(イジョ)人事を担当する官庁の要職者