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『ヘチ 王座への道』15話ネタバレあらすじ「決戦Ⅱ」
いよいよ世弟(チョン・イル)の尋問が行われようとする。
王景宗が直々に尋問を行うと言う。
しかし、その尋問が始まる時、ミン・ジノン(イ・ギョンヨン)が声を上げる。
ミン・ジノンはこの尋問を受け入れられないと宣言した。
世弟には一切の疑いが無いからだと言う。
結果、世弟の尋問は取りやめになった。
世弟は助け舟を出したミン・ジノンに礼を言うがミン・ジノンは政治の質を落としたくなかっただけと
世弟を助けたわけではないと言った。
この展開にミルプンングン(チョン・ムンソン)、ウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)
ウィ・ビョンジュ何としても世弟を逆賊として排除したい。
その頃、司憲府(サホンブ)ではウィ・ビョンジュがかつてハン監察を殺した証拠を集めていた。
パク・ムンス(クォン・ユル)やアボン(アン・スンギュン)、チャンダル(チョン・ペス)は怒りを募らせた。
そして、パク・ムンス達はウィ・ビョンジュを監察殺しの罪で摘発した。
司憲府の上層部は「内部の恥を晒す」ことに難色を示したが結局は自分達の保身のためにウィ・ビョンジュの摘発を止められなかった。
謀反の罪が濡れ衣だと証明する機会を得た世弟
タルムン(パク・フン)が裏で何か行動をしていることを知り、その手助けをすることに。
ミルプングンの屋敷を訪ね、この謀反の黒幕がミルプングンだと暴いてみせるとミルプングンに言う。
その場に一緒にいたタルムンの姿を見て、怒りの言葉をぶつける。
そして、タルムンに対して「スクビンチェ氏」「ジンシル」「ピグムイミル」という言葉を並べ
「このような張り紙をして生き延びられると思うのか?」と声を荒げた。
この言葉を聞いたタルムンは世弟が自分の送った暗号を解読し、真意を知ったことを確信した。
タルムンは強くミプルングンに接し、自分の力が必要だろうとアピールして取り入った。
そして、タルムンはミルプングンの計画を手に入れた。
パク・ムンスは妓楼のト・ジグァンを摘発に
タルムンはミルプングンの計画を手に入れ、取り引きをしていた中国人を捕らえていた。
結果、ミルプングンは追い詰められていく。
そして、追い詰められたミルプングンは王宮の王や世弟の前に姿を現した….
『ヘチ 王座への道』15話解説
冒頭、尋問を受けることになる世弟を救ったミン・ジノン
ミン・ジノン自身もかつてこの「尋問」につらい思いがありました。
かつてミン・ジノンは立場ある家の息子で妹は王后(王妃)であったが、現王の母、淑嬪崔氏(ヒビンチャンシ)に陥れられ死に追いやられた。
そしてその淑嬪崔氏(ヒビンチャンシ)を死に追いやったのが世弟の母淑嬪崔氏(スクピンチェシ)なのだ。
その事からミン・ジノンにとって世弟を救うはずもないのだがそれでも繰り返される血と報復の連鎖に終止符を打ちたいと思ったのだろう。
また、このころは世弟の思想に少しずつ共感をしていたのかもしれない。
政治の世界に生きようとする世弟の姿に「本当の王としての資質」を見出していたのかもしれない。
『ヘチ 王座への道』15話 用語解説
スクビンチェ氏(淑嬪崔氏):世弟(イ・グム)の母親、ムスリ(水くみ女)という立場であった。このためイ・グムは世継ぎとしては朝廷からは認められていなかった。