ヘチ 王座への道

『ヘチ 』2話ネタバレあらすじ感想と解説(チョン・イル|クォン・ユル|コ・アラ)

ヘチ 王座への道公式サイトより画像引用:https://www.nhk.jp/p/hechi/ts/ZWWMXG3RG3/

『ヘチ 王座への道』2話ネタバレあらすじ「あなたの名は」

ミルブン君/イ・タン(チョン・ムンソン)が気に入らない人間を殺しているという疑いの調査
ミルブン君はその殺した記録を計屍録という帳簿に付けている。
その計屍録を見つけ、ミルプン君を処罰したい司憲府のハン・ジョンソク(イ・ヒルモ)たち

その命を受け、ミルプン君主催の狩りを密かに探る司憲府の茶母ヨジ(コ・アラ)
ヨニン君/イ・グム(チョン・イル)も同じ狙いで仮に同行していた。

ヨジが計屍録の捜索をしているとミルプン君に見つかってしまう。
追い詰められたヨジ
ヨニン君はヨジが女性であることを明かし、助けに入る。

対峙するヨニン君とミルプン君
そして、ヨニンクンとヨジはミルプン君の計屍録を持って逃げる。
しかし、追い詰められた二人

目的は同じ
ヨニン君は自分が追っ手を引きつけるから逃げろとヨジを逃した。

そして、ミルプン君と対峙したヨニン君
ヨニン君はミルプン君を殴る。
鼻血を流したミルプン君
そこに王:粛宗(スクチョン 演・キム・ガプス)が現れる。

粛宗はヨニン君の姿を見ると「またお前か」と蔑んだ目でヨニン君のことを見た。


老論派(ノロンバ)の領議政(ヨンイジョン)キム・チャンジュン(イ・ウォンジェ)が司憲府に現れる。
ミルプン君の殺人を隠蔽しようとした疑いをかけられている。
領議政を呼びつけるとは失礼だと司憲府の観察ハン・ジョンソク(イ・ビルモ)は上司に叱責される。


ヨニン君/イ・グム(チョン・イル)は取り調べを受けていたが、王室の恥になるとうまくごまかし計屍録などの本当のことは言わなかった。
現場で会ったヨジ(コ・アラ)のことも話をごまかした。

その結果、ヨルリョン君/イ・フォン(ノ・ヨンハク)は老論派の重臣たちから疎まれることとなった。

それでも王族ということでヨニン君はお咎めなしということになる。


一方、ミルプン君から奪った計屍録が入った箱を持ち帰ったヨジだったが
その箱の中身は華だった。

落胆する司憲府の面々だったが仕方なしということになった。
そして、ヨジはヨニン君の元へ

ヨニン君はまだその正体をヨジに明かしていなかったがヨジは気づいていた。

更に以前、司憲府の試験でヨニン君が替え玉をしたことを聞いてきた。
替え玉の男はヨジの知る名前だという。

替え玉の男はノ・テピョン、以前姪が自殺していた。
それはミルプン君が強姦をした女性でその口止めとして叔父のノ・テピョンを科挙に合格させるという工作があったのだ。
もちろんヨニン君は替え玉の請負をしたがそこまでは知らなかった。


科挙で主席合格をしたノ・テピョン
(実はヨニン君が替え玉受験をしたのだが)
その授与式にノ・テピョンが現れずに大騒ぎになる。
ミルプン君はそのことで自分がノ・テピョンを殺してしまったことが明るみにでるのではないかと必死に隠蔽工作を画策する。

そして、ノ・テピョンの替え玉になった男を殺す作戦を企てる。
しかしその替え玉こそがヨニン君なのだが…


ヨニン君は町に噂を広めようとする。
その噂はミルプン君が女性を強姦し殺し、その叔父までも殺したという噂
しかもその叔父は今回の科挙の主席のノ・テピョンというもの
町はミルプン軍が殺人鬼だと噂になっていた。

本当のことではあるが老論派が隠蔽しようとしている事実

このことが街中で噂されるようになる。
この噂が本当ならノ・テピョンの死体はどこにいったのか?

司憲府のヨジ達は真相を調べようと話をしていた。


そして、ヨジはあることに気がついた。
以前、ミルプン君の計屍録だと思い押収した箱を思い出した。
その箱の中には花は木の葉があったがその花と葉はミルプン君が殺した人の記録
その殺した近くにある花や葉をコレクションしていたのだ。

ヨジはその箱の中から一番新しそうな葉を探すとその葉のある場所を探した。

昼間は目につくため夜、その場所を一人で探す。

そしてその葉と同じものを見つけるとそこには誰かがいたような痕跡があった。


その場所には王宮のミルプン君の部下が直前までいた。
以前、ミルプン君が殺したノ・テピョンの死体が埋めてあるからだ。
その遺体を更に巧妙に隠すために掘り起こしに来ていたのだ。
しかし、ヨジの姿を見て隠れていた。

そのミルプン君の部下を追ってヨニン君/イ・グム(チョン・イル)もこの場所に来ていたのだ。
更にヨニン君を追ってパク・ムンス(クォン・ユル)もこの場所に来ていた。


ヨジはあたりを見回すと不自然な穴を見つける。
その穴を掘りおこそうとするとミルプン君の部下が襲いかかろうとした。
物陰から見ていたヨニン君は矢でミルプン君の部下を射った。

そして、乱闘が始まる。
ヨジ、ムンスが戦い、ヨニン君は矢で援護した。
程なく、ミルプン君の部下達は撤退した。

王宮はノ・テピョンの死体が見つかったことで騒ぎになる。


ヨニン君は王に呼び出される。
王はヨニン君の能力を実は誰よりも痛感しており、世継ぎのできない世子の次の世子として
王としての資質を本当なら一番持っていると感じている。

その能力を世に知らしめよとヨニン君に告げた。

王は自分の命が病により残り短いことを悟っている。


司憲府では齋座(チェジャ)が開かれる。
ハン観察の訴えではミルプン君がノ・テピョンを殺したという証拠はない。
しかし、かつて姪の死のことでノ・テピョンを科挙に合格させる約束をしていた。

ミルプン君の手配でノ・テピョンが科挙に合格した。
その替え玉の正体がわかればミルプン君の関与がはっきりする。

老論派の重臣たちはその証人をすぐに呼べとハン観察に迫る。
ハン観察はそれはできないと言うがそこに自分が証人だとヨニン君が現れた…

『ヘチ 王座への道』2話解説

今回、ミルプン君の悪事が少しずつ見えてきました。

かつて、女性を自殺に追い込んだミルプン君
そして、そのことでミルプン君を脅していたノ・テピョン
司憲府の試験科挙での合格と引き換えにその女性とのことを口外しない約束でしたが
金銭を要求したために殺されてしまいました。

そしてそのミルプン君の悪事を隠蔽しようとする司憲府
老論派の重臣たちは自分たちのいいように扱えるミルプン君を王にしたいためにこの悪事に目をつぶるつもり

司憲府の観察のハン・ジョンソク(イ・ピルモ)はミルプン君の悪事を許さない男だが
司憲府の重臣たちの思惑に反しているため思うように事態が解決しない….

『ヘチ 王座への道』2話用語について

茶母(タモ):官庁のお茶くみなどの雑用を行う女性
 ただし、今回は司憲府(サホンブ)の茶母であるヨジが調査のために活動しています。
 茶母というよりは司憲府の観察として行動しています。

領議政(ヨンイジョン):朝廷の最高官職者・ここでは「キム・チャンジュン」

大司憲(テサホン):司憲府(サホンブ)の長官

科挙:官庁の登用試験

齋座(チェジャ):事件の真相を追求する最高会議