胸部外科

【胸部外科】韓国ドラマ あらすじネタバレ全話-最終回までの感想一覧

胸部外科
『胸部外科』キャスト・相関図はこちらから→【胸部外科】キャスト 相関図 まとめ

胸部外科1話あらすじ「1つの心臓を巡って」

テサン病院での記者会見
大統領候補のハン・ミンシクの心臓移植を発表する。

その執刀医として紹介されたのはチェ・ソッカン(オム・ギジュン)

ソッカンはその手術のチームにパク・テス(コ・ス)を入れた。

ドナーとなる患者の心臓を取り出す手術はパク・テスが担当した。
心臓を取り出したパク・テスがテサン病院にヘリコプターで向かう。

一刻を争う事態
病院に付いたパク・テスは同行した同僚に摘出した病院に忘れ物をしたと取ってくるように指示する。

そして、同僚が忘れ物を取って来て手術室に戻るがパク・テスの姿はない。

大統領候補の心臓移植
多くの人間が見守っている中で心臓が無くなった….


パク・テスは心臓を持ってどこかに向かっていた。

準備をして待っていたチェ・ソッカン
パク・テスに電話をかける。
パク・テスは病院には戻らないようだ。

困惑し、憤りを隠せないチェ・ソッカン


物語は2014年

パク・テスは以前勤務していた病院でファン・ジチョル(チェ・ジェユン)の医療ミスを告発し、どの教授にも相手にされなかった。
大学病院の中では存在を否定されているような状況
ある教授は「見て見ぬ振りしろ」と言った。
結局・パク・テスの主張は認められたが居場所を失いつつあった。

そんなとき、母親が病院に運び込まれてきた。
母は腹部大動脈瘤を患っていることが判明した。
その手術を頼めるのはファン・ジチョルしかいなかったがファン・ジチョルはパク・テスの告発で執刀停止となり3ヶ月は手術ができないと冷酷に言った。


同じ頃、チェ・ソッカンはテサン病院で院長ユン・ヒニョルに目の敵にされていた。
兄で理事長のユン・ヒョンモク(ナム・ギョンウプ)はチェ・ソッカンのことを認めかわいがっている。
そのことで弟のヒニョルは面白くない。
ソッカンを何とか解雇しようとするがソッカンは色々なところに名刺を配り患者を募っている。
手術件数の実績があるので解雇はできない…

そんなとき、その名刺のことを聞いたパク・テスが母の手術を依頼した。
ソッカンは手術可能だと受け入れた。

しかし、同じ頃テサン病院では院長がソッカンに院内の急患の手術を指示していた。
そのことでパク・テスの母の手術は後回しに

必死で食い下がるパク・テスだったが病院から追い出されようとしていた。
ソッカンは冷たく「すまない」と言い、他の病院を捜してくれと言った。

パク・テスの母の運命は…!?

胸部外科2話あらすじ「医者になるために」

病院を追い出されようとしているパク・テス(コ・ス)たち

しかし、チェ・ソッカン(オム・ギジュン)は呼び止め手術を行うことに。
その手術でパク・テスは他病院ながらソッカンの助手を務める。

そして母の命は救われた。
しかし、そのことでチェ・ソッカンの立場は危うくなった。

ほどなく母は目を覚ました。
母の顔を見たパク・テスは安堵する。


そして、パク・テスはテサン病院の胸部外科の試験を受ける。
そこでは以前の病院の噂があり胸部外科部長のク・ヒドン(アン・ネサン)は合格を出すつもりはなさそうだがそれでもチェ・ソッカン(オム・ギジュン)はパク・テスを採用すると言った。

ソッカンのはからいもあり、テスは無事にテサン病院に就職した。


チェ・ソッカン(オム・ギジュン)は理事長ユン・ヒョンンモク(ナム・ギョンウプ)に「娘が帰ってくる」と告げられる。
理事長の娘も医師
アメリカに留学していたが理事長が呼び戻したという。


テサン病院でチェ・ソッカンの元で医師として腕を磨くパク・テス
ある時、難しい手術を請け負うことに。

そして、手術が始まるがパク・テスには困難な手術
その様子を見かねたソッカンが手術室に来て執刀を変わった。

手術は無事に終了する。
だが、今回の手術がパク・テスの独断で決めた手術
今回はソッカンがフォローしたが
もし、失敗したらどうするつもりだったのかと問い詰められるが答えられなかった。

ソッカンは自分に似ているパク・テスに忠告した。


飛行機である男性が倒れる
その男性の容態と見た女性医師

女性医師は飛行機が着陸すると救急車で男性に付き添い病院へ
ちょうどその病院にはパク・テスがアルバイトに来ていた。

そこで女性医師は手術をするが想定外の事態が起こり女性医師は戸惑う。
パク・テスは何としても目の前の患者を救いたいと手術を続けるが女性医師は設備のしっかりした病院に搬送するという。
しかし、搬送すると付く頃には死ぬかもしれない、パク・テスはここで手術を続けるという。

近所の金物店で瞬間接着剤を調達し、手術用の手袋を切って傷口を塞ぐという。

しかし、そのとき病院の科長が病院に戻ってきた….
パク・テスは何らかの処分を受けることになるかもしれない…

胸部外科3話あらすじ「無情のアナウンス」

偶然、バイト先の病院で心臓病の患者を受け入れたパク・テス()
飛行機で居合わせた女性医師ユン・スヨンも一緒に緊急手術

しかし、状態は悪い
出血が止まらず、パク・テスは「死ぬよりはマシ」と瞬間接着剤を使用し止血した。
そして、そのまま患者をテサン病院に運ぶ

止血は成功し、テサン病院での手術の無事に終わるがその途中で瞬間接着剤を使用したことは理解されないだろう。

そして、テサン病院ではこの女性医師が理事長の娘であることをパク・テスは知った。

テサン病院に患者とともに現れたユン・スヨン
テサン病院で受け入れたチェ・ソッカン

二人が顔を合わせると微妙な空気になった。

ユン・スヨンは「私のことが今でも許せませんか?」と聞く
チェ・ソッカンはその場では無言で立ち去ったがその気持は収まらなかった。

かつて2003年
チェ・ソッカンの娘が病気で入院していた。
同じ頃、ユン・スヨンも命の危機と言えるような状態
元々心臓に病気を抱えていたユン・スヨン

理事長ユン・ヒョンモクが車に乗せ病院に運び込んだ。
そして、緊急手術が行われた。
チェ・ソッカンはユン・スヨンの手術
しかし、その途中で自分の娘の容態も悪化する。
それでも娘のところへは行けないチェ・ソッカン

結果、ユン・スヨンの手術が終わり病室に駆けつけるもすでに新停止状態
そのままチェ・ソッカンの娘は亡くなってしまう….
それ以来、チェ・ソッカンにとってはユン・スヨンは許せない相手といえる。
ユン・スヨンにとっては命の恩人だが…


今回の男性の手術中
パク・テスの母も心停止となった。
しかし、ここではその危機をスヨンが救った。

胸部外科4話あらすじ「予期せぬ逆襲」

チェ・ソッカンの娘ユビンはすでに亡くなっている。
その納骨堂でチェ・ソッカンとユン・スヨンは再会する。

ソッカンはユン・スヨンの姿に二度と来るなと静かに言った。
スヨンもソッカンの娘ユビンのことで心を痛めていた。
そして、ソッカンが目指す小児医療のために自分も協力したいと申し出た。
しかし、ソッカンはその言葉に聞く耳を持たなかった。

パク・テスは先日助けた男性の弟がかつて自身が不正を告発し更迭された上司ファン・ジンチョルであることに恐々としていた。
接着剤を使ったことを言えばジンチョルがどんな行動にでるか….
その様子を察したかのようにジンチョルは診療記録が欲しいと申し出た。

結局、ジンチョルは接着剤を使った事実を知っていた。
そして、過去の恨みをぶつけるかのように「君のことは許さない」と理事長室に向かった。
そのジンチョルに自身の母のこともあり、どうしても今病院をやめるわけにはいかないと泣きついた。

しかし、ジンチョルはパク・テスの言葉に耳を貸さなかった。
院長のユン・ヒョニルはジュンチョルの話を聞き、胸部外科部長のク・ヒドンに内線ですぐにパク・テスを追い出せと叱責した。
そして、即刻解雇だと院長のヒョニルの怒りは収まらなかった。

パク・テスの解雇は1ヶ月の猶予が与えられた。

ク・ヒドンはパク・テスの母の移植のためにこの1ヶ月を使うように言った。
これまでパク・テスはク・ヒドン科長の息子であり同僚のク・ドンジュンの手術の代役をしていた。
その事への感謝の気持ちもあり今度はパク・テスが母のために時間を作れるように計らってくれたのだ。

パク・テスの母は実は血の繋がりはない。
父の連れ子だったテスのことを文句を言いながらも必死に守ってくれていた。
そしてその母の計らいでパク・テスは思う存分勉強することができた。
その感謝の気持ちは今でも忘れることはできない。

パク・テスが中学生のころ
母のことを「おかあさん」と呼んだとき母は必死に涙をこらえて強がった。
そして、そのとき医者になることを約束した。
パク・テスは必死に勉強し、母はその夢のために必死に働いた。

そんな母のために絶対に心臓を見つけ移植して助けてやると約束した。


パク・テスが接着剤を使用したことで病院を解雇されると知り、ユン・スヨンが自分にも同じ責任があると申し出た。
しかし、ユン・スヨンは理事長の娘、パク・テスと同じ処分は下らない。


病院には末期がん患者が心臓疾患で緊急搬送されてくる。
どの病院でも治療を放棄されているような状態だがその患者はチェ・ソッカンを指名し手術を希望した。

ソッカンが患者に会いに行くとベッドにはかつての上司ハン・サンオクがいた。
ハン・サンオクの症状を診てチェ・ソッカンも手術はできないと説明した。
しかし、それでもサンオクは手術を希望した。
しかも、かつてチェ・ソッカンの娘が亡くなったが本来ならソッカンの娘は助かるはずだったと告白した。

あのとき、何があったのか?
手術をして、自分が生きていたら事実を全て話すとサンオクは言った…..

そして自分が死ねば全てが闇に葬られる、と言った。

胸部外科5話あらすじ「娘たちの命」

チェ・ソッカンはかつての上司ハン・サンオクの手術を拒否し、パク・テスに「追い出せ」と言った。

しかし、サンオクの言葉がどうしても気になるソッカン
ソッカンがこのテサン病院に勤務できるようになったのはかつてヒョンモクに代わり難しい手術をしたから。
当時、ソッカンの論文を読み、ソッカンを訪ね手術を依頼したのだ。
ヒョンモクは右手が震え手術ができない状態だったがソッカンの手術成功のおかげで理事長になることができた。

それ以前にヒョンモクとソッカンには関係があった。
ヒョンモクの娘ユン・スヨンとソッカンの娘ユビンの手術が重なったが結局ソッカンはスヨンの手術を行った。

結果、その手術の途中で娘の容態が急変し亡くなったのだ。
そのことで今でもスヨンに対し恨みを持っている。


そして、娘の死の真相を知りたいソッカンはサンオクの緊急手術を行う決断をした。
手術は無事に終わり「あの日」のことを聞く。

サンオクはその日
ヒョンモクから連絡を受けてスヨンの手術を手配しようとしてがソッカンの娘ユビンの容態も良くないとヒョンモクに伝えていた。
しかし、ヒョンモクはその結果を改ざんしてでも自分の娘の手術を優先して行うように仕向けろとサンオクに指示していたのだ。

胸部外科6話あらすじ「娘だけを」

テサン病院の理事長ユン・ヒョンモクとヒョニルは異母兄弟
ヒョニルは裏金のことをヒョンモクに知られ、院長の座を更迭されようとしていた。

しかし、そんなとき
ヒョンモクが交通事故に遭い亡くなってしまう。

チェ・ソッカンは自分の娘が亡くなるきっかけとなったヒョンモクの死に落胆する。
この頃はスヨンの体調も悪化しており再度心臓の手術をする必要があった。
ヒョンモクは「娘を頼む」とチェ・ソッカンに託し息を引き取っていったのだ。

そしてスヨンの手術
冷静に執刀することができないソッカンに変わりパク・テスが執刀する。
結果、パク・テスは施術を無事に終え、スヨンを救った。


程なく、パク・テスの母の心臓移植も決まる。
移植に際し、パク・テスは自ら心臓を取りに。

しかし、その途中で交通事故に遭ってしまう。
そして気を失う。
意識を取り戻して聞いたのは、スヨンの容態が悪くなり本来なら母に移植されるはずだった心臓がスヨンに移植されようとしているという事実

パク・テスはその話を聞きすぐに手術室に向かうとソッカンがスヨンに心臓を移植しようとしていた。

胸部外科7話あらすじ「心臓が辿り着く場所」

パク・テス(コ・ス)の母ジョンエの心臓移植が迫るが同じ頃、ユン・スヨンも倒れる。
そして、同じく心臓移植をする必要がある。

病院ではチェ・ソッカン(オム・ギジュン)がジョンエに移植するはずだった心臓をスヨンに移植するという決断をする。
チェ・ソッカンは直接母ジョンエに心臓を譲ってくれるように頼んだ。
ジョンエはその言葉を受け入れた。

一度、死にかけたところをスヨンに助けられたことを感謝しジョンエはその心臓をスヨンに
譲ると言った。
そして、ソッカンはその後で必ずジョンエを助けると約束した。

心臓を運ぶ途中で交通事故に遭ってしまったパク・テス

病院にで目を覚ますと母に移植するはずだった心臓はスヨンに移植されることとなり憤る。
それでもソッカンはジョンエのことは守ると約束し、ジョンエの了承は得ているとパク・テスに強い態度で手術を進めた。

ジョンエのことは一緒にドナーを探そうと言った。
パク・テスは母ジョンエのところに行き、どうして心臓を譲ったのかと聞く。
ジョンエは自分よりもスヨンのほうが緊急だったと言い、医者の母親としてその位しないと、と気丈に振る舞った。

そして、スヨンの心臓移植は成功


交通事故でヒョンモクが亡くなったがその直前にヒョニルはヒョンモクが理事会に出られないようにしろと誰かに電話をしていた。
ヒョンモクの事故はヒョニルが仕組んだのか?

病院の理事会では亡くなったヒョンモクに変わりヒョニルの理事長就任が可決される。


目を覚ましたスヨン

事故の記憶も蘇る。
事故の直前、父ヒョンモクがヒョニルの名を叫んでいたことを思い出した。

そして目の前に現れたヒョニルの顔を見るとスヨンは恐ろしくなった。

胸部外科8話あらすじ「疑念の渦」

結局、最期まで心臓移植を受けることができなかったパク・テスの母ジョンエ。
ソッカンはパク・テスが自分に対して強い恨みを抱いていることを感じており、ジョンエの葬儀場では結局、中に入ることができなかった。

そして、1年
スヨンは以前にもまして精力的に医師として手術をこなしていった。

ある日、妊婦のお腹の胎児の手術が行われることが計画される。
しかし、胎児の心臓は1cmにも満たない。
スヨンは反対するが理事長のヒョニルはその手術は世間的にも注目を集めるだろうと考えていた。

パク・テスは母の死後、テサン病院を離れていた。
病院を移っても患者のことを考え可能性があるのであれば難しい手術もこなしていたパク・テス
そして、今回も新たな救急患者を受け入れていた。
しかし、手術の途中で急遽輸血が必要となり、追加の血液をてテサン病院に依頼していた。
その血液を持ってきたのはスヨンだった。

久しぶりに顔を合わせた二人だが相変わらずの空気感だった。

胸部外科9話あらすじ「手術をする理由」

チェ・ソッカンが急患を断ったがその患者を受け入れるという病院があるという。
しかも聞いたことのない病院。
スヨンはその状況にもしかしたら行方の知れない「パク・テスかもしれない」と気が付く。
その患者はRhマイナスの血液型
輸血の必要があるとスヨンはテサン病院のストックを持ってその病院へ向かった。
その手術の執刀医は予想通りパク・テスだった。

緊迫した状況だったがスヨンは血液を届け、そのままパク・テスの助手として手を貸した。
手術はスヨンの協力もあり成功した。
手術が終わりスヨンはパク・テスと話をする。

そして、かつてのことをを改めて謝った。
しかし、パク・テスは「(母のことは)もう過ぎたこと、そろそろ忘れるんだ」とスヨンに優しい言葉をかけた。
テサン病院に戻ってほしいというスヨンだったが、パク・テスは現状に満足していると言い戻るつもりはないと答えた。
そして、今の病院のことをテサン病院の人たちには内緒にしてほしいと言った。


テサン病院では難しい手術の計画が
執刀員はチェ・ソッカン、しかもその様子をライブ配信するという。
スヨンは難しい手術に難色を示す。

しかし、そんな周囲の心配をよそにソッカンは手術を無事に成功させます。
そして、注目の手術を成功させた、ソッカン
理事長のヒョニルは何かのぞみはないかと言うがソッカンはパクテスの復職を望んだ。


パク・テスの元にUSBが送られてくる。
その中には1年前に母の心臓移植の機会を奪われた経緯が収められていた。
その動画には1年前、パク・テスが交通事故で運び込またときのもの。
そこにはパク・テスが目を覚まさないようにソッカンが睡眠薬を投与していたのだ。

胸部外科10話あらすじ「復職」

ユン・スヨンが手術を受けた日
母に移植されるはずの心臓がスヨンに移植された日

その決断を母が委ねられていたころ、パク・テスは意識がなかった。
交通事故により怪我を追っていたパク・テスだったが、そのとき実は眠らされていた

チェ・ソッカンにより麻酔薬を追加され、目を覚まさないように管理されていた。

それは目を覚まし母の体調が
その事実を知り、愕然とするつパク・テス 
パク・テスはその事実をソッカンに突きつけ事実を聞き出そうとするが…
結局、その真意を聞くことができずパク・テスはテサン病院に復職することにする。

チェ・ソッカンは最近は緊急手術を行っていなかった。
これまで多くの命を救ってきたがソッカンにとっては「何も変わらなかった」という。

今回も難しい手術だがソッカンは執刀をせず、パク・テスにその執刀を打診した。
パク・テスはソッカンの思惑通りにその手術の執刀をすることとなった。

その患者の手術中に一時危険な状態になったがパク・テスは目の前の患者を投げ出すことはしたくないとつぶやきながら手術を行った。


1年前のヒョンモクの事故
いまでもスヨンはモヤモヤしている。

そして、ヒョンモクの義弟であるヒョニルのことを疑っている。

胸部外科11話あらすじ「心が動く」

テサン病院では理事長のヒョニルがチェ・ソッカンを呼び出していた。
ヒョニルは病院の知名度アップのために大統領選挙候補であるハン・ミンシク議員の心臓移植を行うとチェ・ソッカンに告げた。

そしてその執刀もソッカンに頼み、ソッカンもそれを了承した。

パク・テスとスヨンは一緒に手術を行う。
スヨンは手術中もパク・テスのことが気になる。
自分でも気がついたららパク・テスに好意を抱いているようだ。


スヨンはアフリカのテサン病院の裏金のことを調べていた。
生前、父のヒョンモクが弟のヒョニルがアフリカの病院を使って裏金を作っていると言っていたからだ。

そのことを調べさせた男に「裏金はすでに全てキレイに処理されてしまっている」と報告を受ける。
そんなはずはないとスヨンは思ったが事実は事実

仕方なく、父と遭った交通事故の相手のトラック運転手についても調べるがすでに海外に行っていた。

スヨンはヒョニルと父ヒョンモクの墓参り
そこで父の死について話をする。

父ヒョンモクがトラックにぶつかる直前に弟ヒョニルの名前を呼びながら死んでいった。
そのことでスヨンはヒョニルを責める。
しかし、ヒョニルは悪びれることもなく、兄でスヨンの父ヒョンモクが「実は何をしていたのか」と思わせぶりな言葉をかけた。
そして、その事実についてチェ・ソッカンに聞くと良いと話した。

胸部外科12話あらすじ「一日の価値」

スヨンは父ヒョンモクの命日にヒョニルと話をした。
父のヒョンモクの死についてだ。

スヨンは裏金のことを責められたヒョニルが裏から手を回し、事故死を装って殺したと思っている。
もちろんそのことを直接ヒョニルには言わないが。
それでも雰囲気はヒョニルも感じている。

そんな状況でヒョニルはスヨンの父ヒョンモクは「お前が思っているような人間ではない」と言い切った。


パク・テスは心臓病の患者の手術
これまで手術をしたことがないと言っていた患者だったが胸には手術の跡があった。
そのことを付添の人間に確認するとその患者はかつて胸腺ガンで手術をしていたことが分かった。

さらに今回、その手術をしたことによる癒着が原因で大動脈瘤が破裂してしまった。
パク・テスはなんとか無事に手術を終えることができたがもっと早く言ってほしかったと不満を吐露した。


ソッカンはヒョニルに呼ばれ再び議員の手術の話をされていた。
ソッカンの夢である「小児心臓センター」建設のためにも、という思いで受けることに。

胸部外科13話あらすじ「違和感」

チェ・ソッカンは大統領候補のハン・ミンシクの心臓手術を執刀することになった。
しかし、その前にミンシクの補佐官の手術を行うことになります。

執刀ソッカンとパク・テスで行います。
しかし、手術は失敗に終わります。

それでもこの結果をソッカンは知っていたようでした。
しかも、この補佐官の死をミンシクは微笑んだのです….
ミンシクは補佐官のことを「障害だった…」と告白するのでした。

そして、次はミンシクの手術
ミンシクの手術はソッカンが執刀
いよいよ手術というとき、緊急手術が必要な患者

パク・テスはソッカンがミンシクの手術をすると聞いたが
それよりも目の前の命を救うために緊急手術を強行する。
その結果、ミンシクの手術ができなくなってしまう。

後日、仕切り直し手術の予定が組まれるが
それでも今回の件で誰かが責任を取らなくてはならない。
ミンシクとヒョニルはパク・テスを辞職させることで合意する…

胸部外科14話あらすじ「去るべき2人」

大統領候補ハン・ミンシクの手術がパク・テスの暴走で中止になってしまった。
そのことでハン・ミンシク本人はもとより、理事長であるヒョニルも激昂している。

ヒョニルはパク・テスに責任を取らせるとテサン病院を解雇するつもり
しかし、ソッカンはハン候補の補佐官の話をパク・テスも知っているとヒョニルに告げた。

ハン候補の補佐官は先日テサン病院で亡くなったが、その手術は強行され、手術をすれば死は免れないような状況だった。
実はその手術は「心臓を治すためではなく、補佐官を殺すため」のものだったのだ。

ソッカンはその事実はパク・テスには言ってあると言いパク・テスがテサン病院から追い出されないように理事長のヒョニルに釘を指した。


事あるごとにヒョニルに異論を唱えるスヨンだったがいよいよヒョニルはスヨンの父ヒョンモクがスヨンの手術を先に行うために、ソッカンの娘のカルテを偽造していたと言う事実を告げた。

胸部外科15話あらすじ「理不尽の渦」

テサン病院は変わっていた。
金銭的に裕福な患者が優先されるようになった。

その状況にヒョニルは悪びれることなく「金のない患者は他に行けば良い」と言う。


スヨンはヒョニルが今度はロシアに病院を作ろうとしていることを知り「裏金隠し」だと直感した。
しかし、確証はない。

そのことをパク・テスに話すと「ヒョニルを追い出すチャンス」だと考えていた。


そんなある日、テサン病院にユンソという子供の患者がやってくる。
ユンソを見たソッカンは亡くなった娘のことを思い出していた。

ユンソはコクサッキーウイルスによる急性心筋炎を発症した。
このコクサッキーウイルスはソッカンの娘が亡くなった原因となったもの。

他人事ではないソッカン。

ユンソの状況によってはハン候補が心臓移植の優先順位2位になってしまう。
ヒョニルはそのことは避けなくてはならないとソッカンに釘を刺した。

しかし、ユンソの容態が急変しエクモの使用が必要になる。
エクモとは人工心肺装置
このエクモを付けている患者のほうが移植優先度が上がるのだ。

ユンソのエクモ使用にヒョニルは難色を示し、ユンソにエクモを使うくらいなら亡くなればいい、と医者としてあるまじき言葉を口にした。

それでもソッカンはヒョニルの医師に沿うようにしようとする。
そしていよいよハン候補の心臓移植

ソッカンはパク・テスを自分の側につけようとする。
パク・テスはハン候補の移植チームに入ることを了承した。

そして、心臓の引取にパク・テスとドンジュンが向かう。
二人は心臓を引き取り、病院に戻ろうとするがパク・テスはドンジュンに用事を頼み先に一人で病院に戻ると言った。

病院ではソッカンが移植の準備をしていた。
しかし、予定の時間になってもテスは現れなかった。

ソッカンがテスに電話をかけ「今すぐ心臓を持って帰ってこい」と言ったがテスは戻らない。

事態を知ったヒョニルが警察も動員しテスを捜索する。

程なく警察の手により連れ戻されたテスだったが、そのクーラーボックスに心臓はなかった。

心臓はスヨンがユンソの手術を行うために届けられていた。

胸部外科 最終回(16話)あらすじ「結束」

病院に戻ったパク・テスの姿を見つけるとヒョニルは怒り殴った。

パク・テスが単独で行動したとは思えない。
ヒョニルはパク・テスの携帯電話を取り上げ履歴を調べる。

直近の履歴はテサン病院に20年勤務する医師ジェミョンだった。
ジェミョンは最近のヒョニルの行動に異を唱えていた。
それは人命を金の有無で分け隔てていること。

もちろん金は大切だが最近のヒョニルの経営方針は露骨すぎる。

そして幼い命も自分の欲(大統領候補の心臓移植を成功させること)のためなら死んだほうがいいと言ったことにも腹を立てていた。

結果、今回のパク・テスのとスヨンによるユンソへの心臓移植に協力をしたのだ。

他にも病院内のほぼ全員の協力を得てパク・テスとスヨンはユンソの心臓移植(心臓強奪)の計画を立てた。

このグループの行動はソッカンは内緒で行われていたがソッカンはもちろん気づいていた。
だからこそ移植する心臓の引き取りに行かせたのだ。

そして、ハン候補が目をさますと移植はできなかったとソッカンが告げる。
ハン候補はその事実に「補佐官を殺したことを公表する」と脅すがソッカンも「先に提案したのはそっちだ」と反論する。

そして、その会話はソッカンよって録音されていた。

ヒョニルはこの全ての責任をソッカンに負わせようとするがそうはいかない。
ハン候補の手術延期に関する記者会見でスヨンがそのウソを暴露していた。
そして、ヒョニルとハン候補の会話を録音した音声が病院内に流される。

記者会見に来た記者たちは驚く。
事実が明るみにでたヒョニルは激昂しスヨンに対して「父親と一緒に死ねばよかった」と叫んでしまう。
それは案に兄ヒョンモクを自分が殺したと言っているようなもの。

そしてヒョニルは病院を追い出され、検察の取り調べを受けることになる。
ハン候補も政治家を続けることはできなくなった。

ソッカンについては病院のスタッフたちの嘆願書があり、執行猶予がつくこととなった。
しかし、ソッカンはテサン病院を去った。

テサン病院はク・ヒドンが院長となりテスとスヨンは毎日忙しく過ごしていた。
ユンソは1年たった今でも元気でスヨンの診察を受けている。

ソッカンは行方がわからない。
それでもテスは諦めずに探し、やっとのことでソッカンの居場所を突き止めた。
ソッカンは小さな病院で働きながら孤児院を回って子どもたちの診察をしていた。

テスはソッカンが残したボイスレコーダーに「小児心臓センターの建設に力を貸してほしい」とメッセージを吹き込み、ソッカンのデスクに置いた。
その時は直接会わなかったが..

後日、テスとスヨンの元に大動脈瘤破裂の患者が運ばれてくる。
スヨンもテスも手一杯の状況
そこに現れたのはソッカン

3人は言葉を少しだけ言葉を交わしそれぞれの手術室に入っていきます。
そして、3人揃っての手術が始まる。