サイコだけど大丈夫

『サイコだけど大丈夫』10話あらすじネタバレ感想「オオカミ少女」

『サイコだけど大丈夫』10話あらすじネタバレ「オオカミ少女」

「兄ちゃんなんか死んでしまえばいい」子供のころ確かにそういったことはあった。
それでも本当に、本心からそう思っていたわけではなかった。

兄サンテはその子供の頃のことを鮮明に覚えていた。
そのことで「弟は僕のことを殺そうとしています」と大きな声で叫び病院中を走り回った。

ガンテ(キム・スヒョン)は取り乱し「違う、違う、」と叫び、涙を流しその場に座り込んだ。

結局、兄には院長が鎮静剤を打ち眠らせた。
ガンテは落ち込み、ムニョン(ソ・イェジ)はかける言葉もなかった。

それでも「わたしたちセットでしょ」
といって微笑みかけた

でも、ガンテは微笑み返す余裕はなかった。

あの子供の頃の事故
ムニョンも見ていたが事故

あれは誰も悪くないというがそれでもその時に兄が死ねばいいと思ったのも事実とガンテは言った。

そして、ムニョンに対し、「あの日、あの川でどうして僕を助けた?」と言い
「あの時、死んでいたらこんな人生を送らないで済んだのに」と言った。


病院ではガンテとサンテのことで騒ぎに
サンテが言った殺されそうになったという言葉に「ガンテが兄を殺そうとしたのか?」と


院長はガンテに言葉をくれた
「ムン兄弟は二人三脚をしているようなもの、お互いに頼っているいつかガンテも兄に頼るときが来るかもしれない」と

そして、ガンテには「ぶつかれ」と仕事に復帰するように指示した。


あれから数日たつが兄サンテはまだ病院の個室にいる。
家に帰ることを拒否している。

ジェスがピザを持ってきてくれたりするが基本的には誰とも顔を合わせようとはしない。
そんな時、個室に1冊の本が投げ込まれた。

「西の魔女の殺人」という本
この本はムニョンの母が連載していたものだが失踪し、途中で中断したまま
サンテがその本に目を通そうとすると途中に「弟が兄を殺す」というメモが挟まっていた。


ガンテとムニョンは砂浜に

ムニョンはこれで良かったとガンテを励ます。
兄に縛られて生きるのはやめるべきと言う。

しかし、ガンテはムニョンとのことを「夢」と言い
夢から覚めた、とムニョンとのことを後悔した。

ムニョンにとってはガンテの言葉は精一杯のウソに聞こえる。
それでもガンテは強い言葉で「兄さんだけでいい」と断言した。

そしてムニョンに「消えてくれ」と言った。

最後までムニョンは強がっていたが「消えるときは皆殺しにする」と叫んだ。
いつものムニョンとは違い、立ち去るガンテを見ながら涙をこらえていた。


城に戻ったムニョンは抜け殻のように力なく


病院に戻ったガンテ

夜、眠りについた兄の病室に


相変わらずガンテは元気がない

それでも病院の料理長をしているジュリの母はガンテを気遣ってくれた。
ガンテはお礼を言う、ジュリの母スンドクはジュリの娘婿にガンテを推しているが現実はそうもいかない。
それならと、「現世で娘婿にならないなら、来世で息子になってちょうだい」という。

ガンテは涙をこらえ「人生はこれっきりに」と言った。


城でひとりのムニョンはいろいろな手を使ってガンテを呼び出そうとするもガンテは無視

そんな時、城の外で車の音
ガンテかと思い飛びだすムニョンだがそこにいたのはジュリだった。

ジュリはガンテに頼まれてサンテの荷物を取りに来た。


この日、病院から家(居候しているジュリの家)に戻ってきていたサンテ

夜になりガンテが戻るとビニール製のクローゼットの中に隠れた
その外からガンテは声をかけ、謝る。

「兄さん、ずっと避けるつもりかい」
「そろそろ許してくれ」

「兄さんが川に落ちた時、逃げたこと。
兄さんが死んでしまえばいいと言ったこと、
僕にも平凡な兄さんがいたらなとよく考えていたこと」
「こんな僕がすべて悪いんだ、ごめん」と泣きながら謝った。

その言葉を聞いたサンテはクローゼットから出てきた。

そして、「僕を捨てないで」というガンテを抱きしめ
「僕を捨てないでくれ、僕を捨てないで、泣かないで」とつぶやいた。


一方、城ではムニョンとジュリ

ムニョンはワインを開け、ジュリにもグラスを用意した。
車で来たジュリだったが「タクシーで帰る」とワインを飲み始めた。

子供の頃、ジュリがクラスメイトにいじめられるように仕組んだムニョン
ムニョンは「怖くないの?」とジュリに聞いた。

ジュリは「怖い」と答え「怖くて、憎くて、羨ましい」と答えた。
その言葉にムニョンは静かにジュリを見つめるだけだった。

程なくジュリは酔い、ムニョンにビンタさせろと叫ぶ。
どうしてムニョンなんだと不満を言うとムニョンが「きれいだから」と一言

その言葉を聞いたジュリはムニョンのことを殴った。
そしてそのまま力尽き眠ってしまった。

ちょうどそこにサンインが迎えに来る。
ジュリのことを心配するサンインの姿を見て「好きなの?」と聞くムニョン
サンインは認めた。

ムニョンは「私とどっちが好き?」と聞く。
どっちも好きだと答えるサンインにあくまでも「一番はどっちだ?」と聞くムニョン

しかし、サンインは「むやみに順位をつけるもんじゃない」と静かに諭した。
「比べられないんだ」と言った。

「3人いた家で1人になった気分はどうだ?」と聞くサンイン
ムニョンは「暇、ムカついたり、寒かったり、お腹が空いたり」という
「それを一言でいうと何ていうか知ってるか?」と聞く。

「恋しい」

とサンインは教えた。

ムニョンは「恋しい、恋しい、恋しい」と繰り返した。


病院で看護師長からパク・オンナンの様子に注意するようにと指示があった。
看護師長によると他の入院患者のことを刺激するような行動をとるという。

そして、ガンテが庭でオンナンの様子を見ているとムニョンの父コ・デファンが近づいてくる。
オンナンは鼻歌を歌っているがその歌を聞いたコ・デファンは「お前が歌っていたのか」と言う。

オンナンは意に介さないようすで歌い、コ・デファンの近くに行き耳元で『また殺すの?』と言った。

その言葉を聞いたコ・デファンは発作的にオンナンの首を締めた。
近くにいたガンテが仲裁に入る。

それでもコ・デファンはオンナンが「怪物」だと言い「殺さないと」と叫んだ。

その場はなんとか収まったが今後にわだかまりがある。


パク・オンナンはコ・デファンの嫌いな歌を知っていて刺激している。
そしてこのときも「あの時みたいに殺す?」と耳元で囁いたのだ。

その言葉でコ・デファンはオンナンを「怪物」と言い、襲いかかったのだ。

このことで院長はコ・デファンのことに詳しく、コ・デファンの妻、ムニョンの母「ト・ヒジェ」についても詳しい。

オンナンはト・ヒジェに詳しい人物もしくは「ト・ヒジェ本人かもしれない」と推測した。


ジュリの家の前にムニョンの姿
ジュリの母スンドクが家に帰ってくるとムニョンと会う。

ムニョンは以前弁当をごちそうになったことがあり、その際に「家に食べに来なさい」と言われていた。
そのことを思い出し来たのだ。

スンドクは何も言わず家に招き入れ、食事を振る舞った。
今日はムニョンの誕生日

大事な日にムニョンはサンテを迎えに来た。
ムニョンにとってサンテは相棒

しかし、あの日1人で出かけると言ってガンテとでかけたことを怒っていた。

サンテはムニョンのことを「ウソつき」と言い「ウソつきは悪人」ムニョンのことを拒否した。
契約のキャンピングカーもいらないと言ってムニョンのことを拒絶した。

結局受け入れられな方ムニョンは城に戻った。


OK精神病院ではガンテの後輩がパク・オンナンに殴られ怪我をしていた。

聞けば後輩と一緒にいたパク・オンナンは「今日は大事ない日だから会う人がいる」と言って病院を抜け出したようだ。
その言葉にガンテはピンと来た。

院長が言っていたパク・オンランはト・ヒジェ本人かもしれない。
そして、ムニョンを殺しに来たのかもしれない、そう思ったガンテは必死で車を走らせる。

そのころ城にはオンランがやってきて、ムニョンに「ハッピーバースデー」と言っていた….

『サイコだけど大丈夫』10話 感想「オオカミ少女」

物語が終盤に向けて動き出した感じですね。

パク・オンランはト・ヒジェなのか?

死んだはずだと思っていたムニョンの母?

目が話せないですね。

そして同じくガンテとサンテ、ムニョンの関係も目が話せません。
ジュリの気持ちもどうにかしてあげたいのですが…
片思いのジュリの姿が可愛くて..