『サイコだけど大丈夫』9話あらすじネタバレ「王様の耳はロバの耳」
病院を停職になり、遊びにいくことになったガンテ（キム・スヒョン）とムニョン（ソ・イェジ）
それでも兄のことを考えると日帰りになってしまう。
どうしても泊りがけで旅行に行きたいムニョンは腹を立ててガンテを車から追い出すと１人で帰ってしまった。
病院にはアルム（チ・ヘウォン）の家族が迎えにきた。
元夫に入院先のこの「OK精神病院」のことがバレてしまった以上このまま入院させておくわけにはいかないという。
スタッフたちはまだ退院できる状態ではないと止めるが家族は強引に連れ帰った。
ガンテはムニョンとの旅行のことを考えていた。
親友のジェスの店を訪ね兄のことを１日頼むと言った。
ジェスは理由も聞かずにOKをした。
そして夜、家に帰ると再度ムニョンを誘った。
それでも日帰りだがガンテは「逸脱」が目標だと言った。
「１日でも十分」だと。
OK精神病院では院長がムニョンの父と話す。
そして、ムニョンも彼女（母）と一緒だとい言い。
彼女は人を殺した、彼女は怪物だと言った。
そして、ムニョンの父は昔、彼女を殺したと告白した。
しかし、生きて帰ってきた、自分のことを殺しに来たとも言った。
ガンテがムニョンと出かけようとしていると院長からの電話。
急ぎの用事があるという。
急ぎの要件を聞くつもりだったが院長に「派手な服を着る人の心境は？」と質問する。
その質問に院長は「自分を守るため」と答えた。
ガンテを待つ間、ムニョンは仕事部屋に。
そして、帰ってきたガンテとムニョンは遊びに出かける。
二人は山の吊橋を訪れた。
吊橋を渡っている間に電話が入る。
電話の主はOK精神病院のジョンテ
家族に強引に退院させられたアルム（チ・ヘウォン）とジョンテ
連絡してきたが二人で一晩過ごすために民泊に宿泊したいが金を持っていないという。
逃げるために使ったタクシー代でなくなってしまったのでお金を貸してほしいと言う。
ガンテは断ったが結局滞在しようとしている民泊の支払いをムニョンが済ませた。
そして二人も隣の部屋を取った。
帰りが遅くなってしまうので兄サンテに電話をする。
兄がムニョンと相棒になったと喜んでいたとムニョンに話す。
ムニョンはサンテのことも好きだという。
そしてムニョンの子供の頃の話に
ムニョンにはこれまで１人だけ親友がいた。
その友達は周囲からいじめられていたがムニョンと親しくなってからいじめられることもなかった。
しかし、その後、その友達はたくさんの友達を欲しがった。
ムニョンは１人で良かった。
結局その友達とは最後は仲直りせずに別れてしまった。
その友達はジュリだが、ガンテにはまだそのことは言えない。
ムニョンが目を覚ますとガンテの姿がなかった。
外に出るとガンテがムニョンのために花を摘んできていた。
そしてその花をムニョンに渡すとガンテはそっとキスをした。
ムニョンも静かにそのキスを受け入れた。
そして、帰ろうとするとジョンテがいた。
ジョンテはアルムと逃げようとしていたが自分の弱さを認めアルコール依存症を克服したら必ずアルムを迎えに行くと約束し別れたという。
ガンテとムニョンはジョンテを一緒に車にのせ病院へ向かった。
ガンテは兄サンテの様子を見に病院へ立ち寄る。
病院に戻ったジョンテは昨晩の話を入院仲間に話す。
しかし、そのことが後輩保護士に聞かれてしまう。
保護士は噂好きでそのことをあちこちで言いふらした。
その話はサンテの耳にも入った。
サンテは昨晩はひとりだったとガンテから聞いていた。
結局、嘘をついたとガンテのことを責めたてた。
更には自分（サンテ）とムニョンのどちらが好きなんだと問い詰めた。
ガンテは兄サンテだと答えたがサンテにとっては嘘にしか聞こえなかった。
そして子供の頃にムニョンがよく母親に「お兄ちゃんなんか死んでしまえばいい」と言っていたことを引き合いに出した。
凍った川に落ちたときのことも
そして、病院内で大きな声で「弟が僕を殺そうとしています」と叫び続けた。
その様子にガンテは「違う..嘘じゃない」とつぶやきながらその場に座り込んだ。
『サイコだけど大丈夫』9話感想「王様の耳はロバの耳」
これまでのガンテの行動や兄に対する真摯な気持ちがすべて否定されたかのようなラスト…
涙を流しながら兄の発言に弁明するガンテ（キム・スヒョン）の演技、圧巻ですね。
これまでの思いをすべて吐き出すような場面にこれからのことを想像するのが怖いです。
まだ残り７話もありますが
ここからハッピーエンドになるには少し時間の成約があるように思います。
しずかに見守りたいと思います。
