サイコだけど大丈夫

『サイコだけど大丈夫』最終章16話あらすじネタバレ感想「本当の顔を捜して」

『サイコだけど大丈夫』最終話16話あらすじネタバレ「本当の顔を捜して」

城を売ることにしたムニョン(ソ・イェジ)
「愛してる」というガンテ(キム・スヒョン)のことを素直に受け入れていいのか迷っている。
それでも結局はガンテのの「愛している」を受け入れた。


サンテ(オ・ジョンセ)がジェス(カン・ギドゥン)のピザ店のバイトを辞めると言う。
挿絵作家になる夢を実現したいというのだ。
その言葉にジェスは突然すぎると賛成してくれなかった。

サンテはサンイン(キム・ジュヒョン)から念書を貰っていた。
その念書にはサンインがサンテが挿絵作家として活躍できるように善処するというものだった。


ガンテは病院を辞めたことをムニョンに報告した。
ガンテはまずは大学受験したいというがムニョンは通信大学以外は認めないと言う。

そんなムニョンに「もう本当に書かないのか?」とガンテが聞く。
ムニョンは書きたい童話がない、と言った。
それでもガンテはムニョンと兄サンテが作った本をいろいろな人に見せたいと言う思いを告げた。

その言葉にムニョンは兄サンテが見た「幸せそうなムン・ガンテ」の絵を見せた。

ガンテは嬉しそう。
まるで自分じゃないみたいだと言った。

ムニョンその絵を見て物語の結末を変えたという。


翌朝、サンテが城にやってくる。
そして、ムニョンがサンテと本を出すと言ってサンテを喜ばせた。


ムニョンはサンインと会う。

サンインは「西の魔女の殺人」の最終話を出版すると言うネットニュースが出て以来詐欺師扱い。
そんなサンインにムニョンは本物の「西の魔女の殺人」の最終話の原稿を渡す。

そして自身の最後の作品の原稿も渡し、どちらかを選べと言った。

同じ最後の作品として、儲かるのは言うまでもなく「西の魔女の殺人」だがサンインはムニョンの作品を選んだ。

そして、2人はそのままカフェを出ていったが、ふたりとも「西の魔女の殺人」の原稿を忘れていってしまった….

それでも実はサンインは「西の魔女の殺人」の原稿を手に入れるつもりでそのカフェのテーブルに置いてある原稿を持ってくるように秘書のスンジェ(パク・ジンジュ)にメールをしたつもりだった。
しかし、そのメールはムニョンに送られており、スンジェは原稿を持っていなかった…
原稿の行方は…


ムニョンは拘置所に来ていた。
母に面会に来たのだ。

会うのはこれで最後と伝えに来たのだ。
母はあんな奴ら(ムン兄弟)と一緒にいるべきではないと言うがムニョンはあの2人は家族と言い切った。

そして、母のようにならないで済んだことを幸せだと告げた。
母のことを頭から消すと言って立ち去った。


病院の壁画ももう少しで完成
ムニョンの母が書いた蝶は上に空の色を重ね消されていた。

その上にきれいな蝶を描こうとサンテは言った。


ガンテはジェスの元を訪ねた。
そして、始めてジェスのことを「兄貴」と呼んだ。
これまで友達のような友達じゃないような感じだったが、実は今までジェスがいたことで耐えられたとガンテは感謝の気持ちを告げた。
そして、兄サンテを見ていて、もっと兄がいてもいいと思ったという。
これからはジェスのことを「兄貴」と呼ぶことにしたと言った。

ジェスはその言葉に目頭を抑えた。


サンテのムニョンは本の打ち合わせ
ふたりは意見をぶつけあっている。

ガンテはその輪に入りたかったが2人に「部外者」と言われ部屋から追い出されてしまった。


サンインはスンジェを連れてゴミ集積所を漁っていた。
「西の魔女の殺人」の原稿を探している。

もちろんそう簡単に見つかるはずもなく…
スンジェに厳しい言葉で当たる、スンジェはいよいよガマンの限界
サンインに罵声を浴びせその場を立ち去った。

しかし、実はサンインに黙って「西の魔女の殺人」の原稿を見つけていた。


深夜になり、ガンテはムニョンとサンテの作業場を覗く。
そこには本の表紙になりそうな1枚の絵があった。
「本当の顔を捜して」
作:コ・ムニョン
絵:ムン・サンテ
と書かれている。

ガンテはその絵を見て嬉しい気持ちで一杯になった。


そしていよいよその「本当の顔を捜して」が出来上がった。
サンテはその本を見て本当に喜んだ。
そして本を抱えて城を飛び出した。

サンテが向かったのは病院に植えてある「母の木」
そこでサンテは母に本のことを報告した。

表情も描けるようになったと、夢だった挿絵作家として本を出せたこと。
本当に嬉しそうだった。

ガンテのアイデアで木の前で本の読み聞かせをするサンテ
本を読みながら涙を流すサンテ「幸せなのに涙が出てくる」と喜んだ。


出版記念パーティーはOK精神病院で行われることに
そして、サンインが出版社の再出発の言葉を述べ、ムニョンとサンテ、ガンテで絵本の朗読をはじめました。

途中まではとても和やかに進んでいたのですが、途中でいつもどおりムニョンとサンテが喧嘩を始め….
結局、発表会は台無しになってしまいました(笑

それでも周りの人々はいつもどおりの3人を温かい目で見守りました。

しかし、その喧嘩の様子はスンジェがネット配信をしており、あっという間に話題に。

その様子に落ち込むサンインだったがジュリが慰めた。

そして、3人が病院から帰ろうとすると院長が呼び止めた。
サンテの壁画の報酬だとキャンピングカーを用意していた。

サンテもムニョンの大喜び。
ガンテはこんな高いもの、と恐縮したがそれでも院長は今回色々なことがあったがこれで旅にでなさいと言ってくれた。
いい経験になりそうだと。

しかし、城に戻ってガンテがキャンピングカーで旅行に行こうと言うがサンテもムニョンも全く乗り気にならない…

ガンテはそんな状況にストレスが貯まり、ジェスとサンインを呼んで酒を飲み愚痴を吐き出した。

そして明け方、城に戻ると
そこには旅に出る気満々のサンテとムニョン

実は驚かせようとして行きたくない演技をしていたらしい。
まさかスネて飲みに行くとは思っていなかったとムニョンはつぶやいた。

そして、一応出発
しかし、二日酔いのガンテは運転ができない
ムニョンは「チクショウ、最悪だ」と文句を言いながら運転をした。

そして、3人のキャンピングカーの楽しい旅は続いた。

ある日の朝
サンテはこの旅行は楽しいけれど絵を描きたい、仕事をしたいと言った。
サンテの絵を見た人から一緒に仕事をしたいと言われている、と告白した。

その言葉にガンテは少しだけ寂しくなり
「僕は必要じゃない?」と聞いた。
サンテは「ムン・ガンテはムン・ガンテのもの」と言い
「お前はお前のもの」「僕は僕のものだ」と言った。

その言葉にガンテは涙を流し
「ムン・ガンテは僕のものだ」と言った。
泣いているガンテをサンテが抱きしめた。

そして、お互いに「ありがとう」と言葉をかけた。

程なくサンインがサンテを迎えにきた。
そして、2台の車は別々の方向に走り出した。

『サイコだけど大丈夫』最終話16話感想「本当の顔を捜して」

本当に素敵な物語でした。

最初はムニョンの傍若無人な感じにどうなることかと(笑
そして、少しずつ増えていく登場人物達の笑顔の数

途中、ムニョンの母ヒジェが現れたときはどうなることかと思いましたが

全方位ハッピーエンドでいいですね