『100日の郎君様』4話 あらすじ ネタバレ
ウォンドゥクとホンシムは一晩を共にした。。
気がつくと1枚のゴザで二人は縛られていた。
思いがけず二人きりになったウォンドゥクとホンシム
ゴザから出ようにも身動きが取れない。
やっとの思いでゴザから出ることができた。
王宮では行方知れずの世子(セジャ)イ・ユルのことを案じ、王イ・ホが荒れていた。
王妃もユルが行方知れずになったことで自分に疑いがかかるのではないかと内心では心を痛めていると告白した。
ウォンドゥクは自分が天涯孤独、一文なしだと知り落ち込む。
さらにこの状況に「働きたくない」とワガママを言う。
ホンシムはそんなウォンドゥクに苛立っていた。
そんな折、ウォンドゥクは市場に出るとつい食堂で食事をしてしまった。
しかし、金は持っていない。
食堂で「食い逃げ騒ぎ」をしているとホンシムが知人に呼ばれたとやってきた。
ウォンドゥクを連れて家に帰ると着物は高級そう、家の模様替えを命じたと多くの人達が家の片付けをしていた。
話を聞けばウォンドゥクは「兄にあった、兄が金をくれた」という。
更によく聞くとその金を貸したのは高利貸し
ホンシムは市場に行き高利貸に文句を言った。
しかし、高利貸しは言葉巧みにウォンドゥクに30両を貸していた。
30両あれば家が一軒立つほど、ホンシムは驚いた。
ひょんなことからホンシムは借金を背負ってしまった。
それでもウォンドゥクは反省の色もなかった。
ホンシムはすぐに分かれると怒り心頭。
それでも父ヨン氏は結婚したばかり、借金は自分がなんとかするとウォンドゥクをかばった。
ホンシムはこの状況に対応するために「便利屋」をはじめることにした。
細々した用事を請け負うホンシム
ホンシムはウォンドゥクを派遣した。
しかし、ウォンドゥクはすぐに戻ってきてしまった。
どの仕事も自分が請け負うかちもない、と毎度戻ってきてしまった。
王宮周りでは役人のチョン・ジェユンが行方不明になった世子のことを調べていた。
その様子を刺客のムヨンは密かに観察していた。
そのことで左議政(チャイジョン)のキム・チャオンは動き出し、イ・ユルの遺体を先に見つけ処理しようとしていた。
ホンシムは自由なウォンドゥクに嫌気が差していたがそれでも見捨てることはしなかった。
ホンシムは幼い頃、桜の樹の下でイ・ユルが言った求愛の言葉を思い出し、そのことでずっと独身で待っていたと告白した。
しかし、その言葉はウォンドゥクに当てた言葉ではなく、イ・ユルに当てた言葉でもなく、ホンシムの心の奥にあった思い出の言葉。
山に入る左議政(チャイジョン)のキム・チャオン達一行
その一行に水を供給する仕事を得たウォンドゥク
ホンシム家の隣人グドルと共に水運びをする。
そして山に入り、キム・チャオン達、兵の姿を見ると「あの日のこと」を思い出した。
矢で襲われ、殺された医女のことを思い出した。
そのことを思い出すにつけては頭痛を伴った。
詳細を思い出す前にウォンドゥクは倒れてしまった。
キム・チャオンはその姿を見たが顔は見られていなかったためにその男がイ・ユルだとは気づかれなかった。
程なく家に帰ったウォンドゥクだが、ホンシムに弱音を吐いた。
自分が何者か分からず、辛いと告白した。
『100日の郎君様』4話感想
ウォンドゥクはイ・ユルとしての記憶を少しだけ断片的に思い出した。
しかし、その事実の真相を知るほどではなかった。
ホンシムも幼い頃の記憶をウォンドゥクに話したがそれがイ・ユルに当てた言葉ではないのだが、少しずつ思い出している。
ウォンドゥクは世子としての高慢な態度は変わらず、周囲に気も使わず。
世子であれば許されたが庶民としては受け入れられない。
このままでは生きにくくなってしまう。
ホンシムは本当にウォンドゥクがイ・ユルだと気づいていないようだ。
それでもあの言葉は心に留めるのではなく大きく羽ばたかせたいのか…