『サイコだけど大丈夫』2話あらすじ「赤い靴のお嬢さん」
童話作家のコ・ムニョン(ソ・イェジ)はナイフでムン・ガンテ(キム・スヒョン)の手をケガさせてしまった。
ムン・ガンテは編集社の社長イ・サンイン(キム・ジュヒョン)に呼び出されて編集社を訪れる。
偶然、居合わせたムニョンに「カネ目当て?」と聞かれるもガンテは迷わず「また、会いたいと思って」と答える。
それは過去にムニョンの目を見たことがあるということだった。
二人は過去に関わりを持っていたようだ。
かつて子供のころ、怪物と呼ばれた女の子がムニョン、そんなムニョンに好意を寄せていたのがガンテだったのだ。
そして、「その見覚えのある目を確かめたいと思って」と言った。
そんな怪物のような女の子、ムニョンは「怖かった?」と聞くがガンテは「好きだった」と言った。
ムニョンは「私を口説こうとしている?」と言った。
その怪物の女の子は子供の頃、好きだと言ってきたガンテに対して目の前で蝶を殺し「これでも好き?」というような女の子だった。
ガンテはその思い出を「イヤな思い出」と言った。
ムニョンは「イヤな思い出ほど心に残るものよね」と静かに言った。
そんな時、帰ろうとするガンテ(キム・スヒョン)だったがちょうど社長が戻ってきた。
渋滞に巻き込まれたと言ったが今回のケガの件について話をしたいという。
ガンテは大丈夫だと言うが社長の気は収まらない。
社長の秘書ユ・スンジェ(パク・ジンジュ)が「サインがほしいのでは?」と声をかけた。
確かにガンテの兄サンテはムニョンの絵本の大ファンだ。
サインを欲しがっていたと知られ気まずくなる雰囲気
ムニョンも過去の良い話をしたのは「サインが欲しかったから?」とからかう。
そして、新刊の本にサインを入れる。
名前を聞かれガンテは兄の名前を答えた。
そして絵本を受け取るとその場を後にした。
しかし、社長はそれでは気がすまない。
ガンテを追いかけて今回のお詫びだと「はちみつ水」の箱を渡す。
そこにはぎっしりと現金が入っていた。
ガンテは一瞬受け取るような素振りをしたが結局は受け取らずに帰った。
立ち去ったガンテの後ろ姿を見ていたムニョンは「きれいだわ、欲しい」とつぶやいた。
ムニョンは欲しいものはなんとしても手に入れたい性格。
まず手始めに社長秘書のユ・スンジェに「代表に内緒でガンテのことを調べて」と指示をした。
ムニョンから受け取った本には「出版記念パーティーに来て」と書かれている。
しかも兄のサンテ宛
そのことで兄のサンテは喜び、何を来ていこうかずっと悩んでいた。
ガンテは一緒にいくのをためらい、親友のチョ・ジェス(カン・ギドゥン)に兄の付添を頼んだ。
それでも大喜びの兄の姿をみてガンテも嬉しい気持ちになった。
病院をやめたガンテは肉体労働の仕事をしていた。
そこにジュリ(パク・ギュヨン)がやってくる。
ジュリはガンテに思いを寄せている。
今は地方の病院で看護師をしている。
その病院に入院しているムニョンの父との関係は偶然?
また、引っ越しをするというガンテのことを羨ましいと言う。
それでも次の勤務先が決まらないガンテに自分の勤務する病院はどうか?と持ちかけた。
そこは幼い頃、ガンテが育った町
幼い頃のことを思い出すガンテ
その町でガンテは母を失った。
母は何者かに殺された。
犯人を兄は見ていたがそれが誰かと言ってしまうと
「蝶が追いかけてきて殺される」と言って結局犯人について言葉は得られなかった。
結局、二人は別々の場所に引き取られることとなった。
しかし、ガンテは兄と離れ離れになることより兄と二人で遠くに行くことを選んだのだった。
程なくジュリ(パク・ギュヨン)は帰っていった。
帰り際、ジュリの誘いはありがたかったがジュリの病院へは行かないとはっきりと断った。
それでもジュリの言っていた病院について調べるとそこは「トラウマ治療の第一人者」の病院だった。
トラウマを抱える兄のことを考えガンテ(キム・スヒョン)は少し心が動いた。
そして、コ・ムニョン(ソ・イェジ)の出版記念パーティイーの日
兄は朝から上機嫌
兄につきそう約束をしていたジェスは電話が通じない。
しかたなくガンテは兄に付き添うことに
記念パーティーは大盛況
多くのファンが集っていた。
兄は興奮が抑えきれない
それでもムニョンに自分の差型を見られたくないガンテは遠くで見守ることにした。
しかし、遠くのムニョンはガンテの姿を見逃さなかった。
列に並ぶ兄サンテ
しかしガンテガ少し目を話した隙に他の客とトラブルになってしまう。
会場は大騒ぎになる。
兄サンテも混乱し、パニック状態になってしまった。
ガンテは兄を助けに入る。
それでも会場は騒然としている。
遠巻きに事態と見ていたムニョン(ソ・イェジ)が現れ、相手の客に謝罪しろと迫る。
ガンテの兄サンテに手を出したのは相手の客、そのことでサンテが叫んだのは当たり前のことだ言い
自分のサイン会を台無しにしたとその客に迫った。
そして、その相手を罵るような言葉を言った。
マスコミも多数いたため、そんなムニョンの言葉や態度をカメラに収めた。
結局、サイン会は中止
兄は倉庫に閉じこもった。
ガンテ(キム・スヒョン)とコ・ムニョン(ソ・イェジ)は二人で話す。
その姿を評論家の男に見られてしまう。
評論家の男はムニョンのことを話し出す。
母は有名な小説家だったが突然なくなり、父は建築家だったが精神病院に監禁されているという。
この女(ムニョン)に関わると不幸になると言い立ち去った。
ムニョンもその場を立ち去った。
ムニョンは評論家の男のところにいた。
評論家の男はムニョンがパーソナリティ障害を持っており、そのことが明るみに出れば致命的
自分はいつでもムニョンを失墜させることができると虚勢をはった。
さらに普段は編集社の社長から金銭を受け取っていたがそろそろ飽きてきたと直接ムニョンに相手をしろと言う。
ムニョンは「お安い御用」というも結局はその評論家を階段から突き落とした。
評論家はそのまま救急車で運ばれた。
ガンテはムニョンに言葉をかける。
そして、後ろから肩に手を回す「バタフライハグ」という施術をした。
ムニョンは効かないというがそれでも爆発しそうな自分を止めてほしいとガンテに言う。
ガンテは断る。
爆発の性格が生まれつきの場合、治しようがないという。
そういう場面はなるべく避けるのが懸命だとアドバイスをしたが、ムニョンは「避けるのが得意な、弱虫」とガンテに言った。
そして、ガンテ(キム・スヒョン)は倉庫から出てきていた兄と一緒にバスに乗り帰路についた。
ムニョンに「逃げている」と言われたガンテは兄とのことを思い返していた。
兄のことを口実に現実から逃げていたのは自分かもしれないと思い、トラウマを抱えている故郷ソンジン市に戻ってみようと思った。
兄にソンジン市に戻ろうかと聞くと兄は二つ返事でOKした。
そして、ソンジン市の病院に勤務しているジュリに電話をして病院のことを聞いた。
そして、数日後
世間ではムニョンのサイン会での言動がニュースになる。
ファンに暴言を吐いたり、髪の毛を掴んだりした映像が流される。
世界的な賞のノミネートも取り消される。
国内では不買運動がおこる騒動にまで発展した。
そんな中、ムニョン(ソ・イェジ)はソンジン市に向かっていた。
すでにムン・ガンテ(キム・スヒョン)がOK精神病院に勤務していた。
そのOK精神病院にコ・ムニョン(ソ・イェジ)が現れた。
ムニョンは「あなたに会いたかった」と言った。
『サイコだけど大丈夫』2話感想「赤い靴のお嬢さん」
「赤い靴」はアンデルセンの「赤い靴」になぞられています。
呪いで赤い靴が足から離れず脱ぐこともできない。
そんな赤い靴をガンテに例えているようです。
ガンテに惹かれるムニョン
幼い頃は逆の立場でした。
ムニョンはガンテの勤務先OKb精神病院にあらわれますが、また波乱の予感