サイコだけど大丈夫

『サイコだけど大丈夫』7話あらすじネタバレ感想「春の日の犬」

『サイコだけど大丈夫』7話あらすじネタバレ「春の日の犬」

夜、部屋ですすり泣くムニョン(ソ・イェジ)の声を聞いたガンテ(キム・スヒョン)
部屋に入ると1人ベッドの上で泣くムニョン

ガンテが声をかけると「逃げて、今すぐ消えて」という。
母の悪夢で「王子を殺す」と言われたのだ。

ガンテのことを守ろうとしてムニョンは逃げるように言ったのだ。

ガンテがムニョンのことを抱きしめ、「大丈夫」と声をかけるとムニョンはそのまま再び眠りについた。
ガンテが目を覚ますとすでにムニョンは起きていた。


OK精神病院では患者の1人が倒れたことでムニョンのことが話題に上がる。

監視カメラの映像を見る限り、ムニョンが患者に何かを言ったようだが、手を出したわけではない。
それでも患者が倒れたことは事実

病院スタッフからはムニョンに何らかの処分が必要ではないかという声が上がる。
院長は慎重だ。

当面事情が分かるまでムニョンが担当する童話のクラスを休みにしようということとなった。


ガンテの元に編集社の社長から電話。

ムニョンが電話にでないという。

ガンテは適当に社長の質問に答え、電話を切った。

社長はどうしてもムニョンが心配だと会いに行くつもりだ。

そのころムニョンはやはり母の亡霊に悩まされていた。

社長が城に着くとムニョンの部屋からガラスの割れる音
社長が部屋に入るとムニョンが鏡を割っていた。

ムニョンが母の亡霊に悩まされていることを知ると社長はすぐにここから出ようと強引に荷物をまとめ始める。

それでもここから出ていかないとムニョンがいうと社長は強引に手を引いた。

ちょうどそこにガンテが帰ってくる。
ガンテは社長を追い出した。

ガンテはムニョンに解熱剤を買ってきた。

でもムニョンは薬で下げられる熱なら苦労しないという。
ガンテは「それなら風で」とムニョンをドライブに連れ出した。

二人きりのドライブに「いい処方だわ」と言った。

そして二人は焼き肉に

そこでムニョンはガンテの女性関係について尋ねる。
ガンテは飲んでいた水を吹き出すほど驚く。

ガンテは女性関係については「我慢している」と言った。

そんなガンテのこにますます興味津々のムニョン

食事を済ませると二人は公園に
そして、昔から「消えろ、どこかにいけ」と言われて逃げてきたけれど
今日は違う気がした、とガンテは素直な気持ちをムニョンに告げた。


その途中でジュリからガンテに電話が入るがちょうどその時ガンテのスマホはムニョンが持っていたのでそのままムニョンが電話に出た。

ジュリはその日、ガンテが病院を休んだ理由を尋ねるがムニョンは「私と遊んでた」という。

その言葉を聞きジュリの気分は落ち込む。
そして1人で飲みに


1人で飲んでいたジュリの近くにいた出版社の社長イ・サンイン
以前、ジェスの店でジュリに一目惚れしていた。

そして、サンインがジュリに名刺を差し出し素性が分かるとジュリはサンインを殴った。

サンインがムニョンを引き止めていればこんな気持ちにならなかったのにと罵倒した。


翌日、病院に出勤したガンテは院長に呼び出される。

そして当時、ムニョンの母がいなくなった話を知る。
当時連載中の小説がありながら途中で失踪し、5年後に死亡届が出されたという。

その母のことを今でも「怖い」と思っているのかもしれないと話した。


ガンテは久しぶりにジェスのところに
そして二人はビールを飲んだ。

そして少しよって城に戻ってきた。
ムニョンはそんなガンテを見てもっと飲もうという。

少し酔ったガンテはいつになく楽しそう。
そして、ムニョンに小さな人形を渡した。

ガンテはその人形を「悪夢人形」と言った。
悪夢人形は元々ガンテが兄のサンテに手作りで作ってあげたもの

その人形を握って寝ると悪夢を食べてくれるという。

サンテも母が亡くなってから悪夢に苦しんでいるという。
そんな兄のために作ったのがこの「悪夢人形」だという。

そして、ガンテは寝ている兄サンテのところへ
そして、気分良く「今度市場の近くのちゃんぽんを食べに行こう」と誘った。

「兄さんが好きなちゃんぽん」と言うとサンテは
「あのちゃんぽんはガンテの好物だった」と答えた。

そう、あのちゃんぽんはずっと兄の好物だと思っていたのだが母がガンテのために連れて行ってくれていた店だった。
そのことを思い出したガンテ

涙が止まらなくなった。


翌日、病院で父と会うムニョン
父は「お前も母親のようになるだろう」と意味深な言葉をかける。
「決して逃れられない」という。

「私は違う」そう答えるとムニョンはその場を立ち去った。

そして城に戻ったムニョンは母から切ることを禁じられていた長い髪を自ら切り落とした。
背中まであった髪、肩まで切り落とした。

家に帰ったガンテはザンギリの髪を切りそろえてくれた。
そして「きれいだ」と言葉にした。

『サイコだけど大丈夫』7話 感想「春の日の犬」

「春の日の犬」が物語の中でのムニョン作の絵本のタイトル

いつもみんなに慕われ楽しそうに過ごしている春の日の犬だが実は夜になると寂しくて泣いていた。

そんな春の日の犬に紐を切って逃げてしまえばと言う春の日の声
しかし、春の日の犬はあまりに長く繋がれていたから紐の切り方を忘れてしまったという物語

今回、ムニョンが切った髪は母との因縁
子供のころ、髪を切りたいと言ったが母に激怒され、以来髪を短く切ることのなかったムニョン
その髪を切ることで「母に繋がれていた紐」を切れたのかもしれない。

髪を切る前後で明らかに表情が変わった。

韓国語はわからないけれどこの評定の差を演じられるのってすごい。
ソ・イェジさんの表情が明るくなりますます素敵になっていきます。

物語はまだ7話
これからまだまだ波乱はありそうですが…